◆浮気松
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《💔一松の場合》
「○にます。」
『待って待って待って。』
初っぱなからヤバイこと言って、一松は紐を首にかけ始めた。
〇んで詫びますとか言われても。
突然のことに、スズネは驚きながらも辞めさせる。
「だって俺、俺。」
眼から涙がポロポロと落ちていく。
本気で反省してくれてるんだなぁと、頭を撫でた。
そんな細やかな触れ合いでさえ、恐ろしいと体を震わせる。
誘惑に負けてしまった自分が情けなくて。
こんな自分と付き合ってくれてる彼女に申し訳がなくて。
許さなくてもいい。
ただ、捨てないでほしい。
消えてしまっても構わないから。
『もういいよ、怒ってないから。』
こんな態度では怒る気にもなれやしない。
それでも戒めが欲しいと駄々をこねるので、とりあえず耳を引っ張っておいた。
いい加減に切り替えて欲しいのだが、一度入ったスイッチはなかなか直らないようである。
『相手は猫だってのに。』
一松もある程度は猫であるからして、それも立派な浮気に入るのかもしれないが。
あまりにシツコイ有り様で。
「それなら私だって、近所の猫と浮気してたし。」
と言ったら、
見たことがないぐらいショックを受けた顔を向けて絶句されていた。
「猫なら俺がいるでしょ………っ?」
必死に泣きついてきた一松をなだめてやる。
しかしながら、その後。二人きりになった時には、猫として甘えてくることになるのだった。
マタタビでも吹っ掛ければ大人しくなるだろうか…。
なんて、頭によぎった午後のこと。
ー いちいち気にしていられない。
「○にます。」
『待って待って待って。』
初っぱなからヤバイこと言って、一松は紐を首にかけ始めた。
〇んで詫びますとか言われても。
突然のことに、スズネは驚きながらも辞めさせる。
「だって俺、俺。」
眼から涙がポロポロと落ちていく。
本気で反省してくれてるんだなぁと、頭を撫でた。
そんな細やかな触れ合いでさえ、恐ろしいと体を震わせる。
誘惑に負けてしまった自分が情けなくて。
こんな自分と付き合ってくれてる彼女に申し訳がなくて。
許さなくてもいい。
ただ、捨てないでほしい。
消えてしまっても構わないから。
『もういいよ、怒ってないから。』
こんな態度では怒る気にもなれやしない。
それでも戒めが欲しいと駄々をこねるので、とりあえず耳を引っ張っておいた。
いい加減に切り替えて欲しいのだが、一度入ったスイッチはなかなか直らないようである。
『相手は猫だってのに。』
一松もある程度は猫であるからして、それも立派な浮気に入るのかもしれないが。
あまりにシツコイ有り様で。
「それなら私だって、近所の猫と浮気してたし。」
と言ったら、
見たことがないぐらいショックを受けた顔を向けて絶句されていた。
「猫なら俺がいるでしょ………っ?」
必死に泣きついてきた一松をなだめてやる。
しかしながら、その後。二人きりになった時には、猫として甘えてくることになるのだった。
マタタビでも吹っ掛ければ大人しくなるだろうか…。
なんて、頭によぎった午後のこと。
ー いちいち気にしていられない。