◆浮気松
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《💔チョロ松の場合》
「買ってしまった・・・。」
チョロ松は、手にした買い物袋をみつめてゴクリと息を飲んだ。
買った物は別に、一般的には見せても問題の無い品…ってわけでもないが。
決して如何わしい物ではないだろう。
おそらくは。
『どうしたの?チョロ松くん。』
「うぇっ!?スズネさん!?!?」
慌てた拍子に落とした袋から、中身が露見してしまう。
アイドルグッズと一目でわかるものだった。
「あ。」
先に言っておくと、スズネは個人の趣味に理解がある方である。
だからこそチョロ松とはうまくやっていけてるのであって。
ただ、この場で一つ問題だったのは。
ライブに出掛けていた今日が、彼女とのデートを約束していた日だったということである。
『用事って、ライブのことだったっけ?』
「いやーそうなんですよビックリするよねぇ!まさかライブハウスに来ることになるなんてっ。僕もどうかなって思ったんですけど!!」
わかりやすい嘘を重ねていくたびに、自分の首を絞めることになるとはわかっていないらしい。
そんなことが出来ていれば、自意識がライジングなんてしていなかったのだから当然だが。
『私には、正直に言ってくれてもよかったんじゃない?』
嘘も聞き飽きたようで、一緒に拾ったグッズを押し付けた。
『勝手にすれば?私も勝手にするから。』
「勝手にする、って?」
『誘われてた男性アイドルのライブ見に行ってくる。』
意識なんてぶっとんだ
『やだやだやだやだやだやだーーーーーー!行かないでお願い後生だかぁああああああ!!』
「なんでいつも嫌がるの。」
『絶対好きになっちゃうもん!僕みたいな底辺と仲良くしてることがおかしいって気づいちゃうもん!惚れられちゃうかもしれないもん!!僕絶対勝てないもんっ!!』
「いやそんな簡単にアイドルと付き合えるとは思えないんだけど。」
やはり、あわよくば付き合えるとか考えていたんだろうか…この男。
「お願いです許してください!もう嘘とか言わないからっ、正直に生きてくからぁ!」
『はぁ、しょうがないな。』
ー チョロくて甘い人だよね。
「買ってしまった・・・。」
チョロ松は、手にした買い物袋をみつめてゴクリと息を飲んだ。
買った物は別に、一般的には見せても問題の無い品…ってわけでもないが。
決して如何わしい物ではないだろう。
おそらくは。
『どうしたの?チョロ松くん。』
「うぇっ!?スズネさん!?!?」
慌てた拍子に落とした袋から、中身が露見してしまう。
アイドルグッズと一目でわかるものだった。
「あ。」
先に言っておくと、スズネは個人の趣味に理解がある方である。
だからこそチョロ松とはうまくやっていけてるのであって。
ただ、この場で一つ問題だったのは。
ライブに出掛けていた今日が、彼女とのデートを約束していた日だったということである。
『用事って、ライブのことだったっけ?』
「いやーそうなんですよビックリするよねぇ!まさかライブハウスに来ることになるなんてっ。僕もどうかなって思ったんですけど!!」
わかりやすい嘘を重ねていくたびに、自分の首を絞めることになるとはわかっていないらしい。
そんなことが出来ていれば、自意識がライジングなんてしていなかったのだから当然だが。
『私には、正直に言ってくれてもよかったんじゃない?』
嘘も聞き飽きたようで、一緒に拾ったグッズを押し付けた。
『勝手にすれば?私も勝手にするから。』
「勝手にする、って?」
『誘われてた男性アイドルのライブ見に行ってくる。』
意識なんてぶっとんだ
『やだやだやだやだやだやだーーーーーー!行かないでお願い後生だかぁああああああ!!』
「なんでいつも嫌がるの。」
『絶対好きになっちゃうもん!僕みたいな底辺と仲良くしてることがおかしいって気づいちゃうもん!惚れられちゃうかもしれないもん!!僕絶対勝てないもんっ!!』
「いやそんな簡単にアイドルと付き合えるとは思えないんだけど。」
やはり、あわよくば付き合えるとか考えていたんだろうか…この男。
「お願いです許してください!もう嘘とか言わないからっ、正直に生きてくからぁ!」
『はぁ、しょうがないな。』
ー チョロくて甘い人だよね。