◆浮気松
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《💔おそ松の場合》
あのおそ松にも、ついに念願の彼女ができた。
しかし彼女ができたからといって、何一つ変わることなどない。
なにせ、あのおそ松である。
今も昔も、これからもずっと変わらない。
それがおそ松。
だからして、彼女ができてからも相変わらずのダメ男で。
女の子へのちょっかいも、ナンパも、トトコちゃんへのラブコールも続けていた始末で。
彼女として付き合うことになったスズネが、それを許せるほど心が広いことなどなく。
というか、それが許せるほどおそ松に関心がないはずがなかった訳で。
とある浮気現場で、それを見つめる彼女の視線におそ松は一瞬凍りつくことになった。
「…いっやぁー!あの子は知り合いでさー!ついつい話しかけちゃってー!」
『ふぅん。』
あれこれ言い訳してみるが、一部始終を見ていた彼女に通じるはずもなく。
『言い訳しなくていいよ。全部わかってるから。』
怒鳴りもせず、つねったりもしないで。
スズネは静かにおそ松を見つめた。
『そうだよね。おそ松くんって、そういう人なんだよね。昔からずっと、変わらないんだよね。』
「え、スズネちゃん?」
『それがおそ松くんだもんね。』
ふぅ、と一息。
『それなら、前と変わらない関係に戻ろっか。』
それつまり、別れ話。
「待って待って待って待ってぇえええええええ!!!俺が悪かったから!反省するから考え直してお願い!!」
おそ松だって別に、スズネのことを特別視していないとかそんなんじゃない。
ちゃんと好きだし。大好きだし。
本当ならアレコレしたいのを我慢してるほどであるし。
「怒ってるなら怒ってるって言ってぇ!?何したら許してくれる!?俺なんでもするよ!??」
懇願する彼に、彼女はため息をつきながら告げた。
『それなら、せいぜい誠意を見せてよね。』
はて、誠意とはどうやって示せるものだろう。
少なくともハッキリしているのは、言葉だけでは許されないということであった。
そう、誠意は形で示すべし。
ハートのエースで許されないのなら。
ダイヤでも何でも差し出すまでのこと!
「結婚指輪、買ってくる!!」
『それは気が早いって!というかそういう問題じゃないから。』
ー 反省するのは遅すぎるってのに。
あのおそ松にも、ついに念願の彼女ができた。
しかし彼女ができたからといって、何一つ変わることなどない。
なにせ、あのおそ松である。
今も昔も、これからもずっと変わらない。
それがおそ松。
だからして、彼女ができてからも相変わらずのダメ男で。
女の子へのちょっかいも、ナンパも、トトコちゃんへのラブコールも続けていた始末で。
彼女として付き合うことになったスズネが、それを許せるほど心が広いことなどなく。
というか、それが許せるほどおそ松に関心がないはずがなかった訳で。
とある浮気現場で、それを見つめる彼女の視線におそ松は一瞬凍りつくことになった。
「…いっやぁー!あの子は知り合いでさー!ついつい話しかけちゃってー!」
『ふぅん。』
あれこれ言い訳してみるが、一部始終を見ていた彼女に通じるはずもなく。
『言い訳しなくていいよ。全部わかってるから。』
怒鳴りもせず、つねったりもしないで。
スズネは静かにおそ松を見つめた。
『そうだよね。おそ松くんって、そういう人なんだよね。昔からずっと、変わらないんだよね。』
「え、スズネちゃん?」
『それがおそ松くんだもんね。』
ふぅ、と一息。
『それなら、前と変わらない関係に戻ろっか。』
それつまり、別れ話。
「待って待って待って待ってぇえええええええ!!!俺が悪かったから!反省するから考え直してお願い!!」
おそ松だって別に、スズネのことを特別視していないとかそんなんじゃない。
ちゃんと好きだし。大好きだし。
本当ならアレコレしたいのを我慢してるほどであるし。
「怒ってるなら怒ってるって言ってぇ!?何したら許してくれる!?俺なんでもするよ!??」
懇願する彼に、彼女はため息をつきながら告げた。
『それなら、せいぜい誠意を見せてよね。』
はて、誠意とはどうやって示せるものだろう。
少なくともハッキリしているのは、言葉だけでは許されないということであった。
そう、誠意は形で示すべし。
ハートのエースで許されないのなら。
ダイヤでも何でも差し出すまでのこと!
「結婚指輪、買ってくる!!」
『それは気が早いって!というかそういう問題じゃないから。』
ー 反省するのは遅すぎるってのに。
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