出来心だったんです
夢小説設定
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~注意書き~
・キャラ崩壊します。
・キャラ女体化(主人公、童虎、アルデバラン以外)
『……おかしい』
優羽は天蠍宮を見上げ眉を寄せると、険しい顔をしていた。
『…何だこの気色悪い小宇宙は…』
―数十分前―
朝何時もどおり起きた優羽はアテナから貰った着物をムウに見せようと白羊宮に向かっていると、アルデバランと童虎以外の黄金聖闘士達の小宇宙が一斉に動き出した。
それも物凄い勢いで。
不思議に思うが、それよりも貰った着物を早く見せたいという気持ちが勝り、『丁度良いから皆に見せよう』という思考に落ち着いた。
そうと決まれば善は急げで、下駄を鳴らし長い階段を上機嫌で上がっていった。
ーーーが、優羽は天蠍宮の処について初めて気付いた。
皆に小宇宙テレパシーが出来ない事と、皆の小宇宙が何時もと違い高まったり落ちたりと奇妙な動きをしている事。
大方またゲームで盛り上がっているのだろう…。溜め息が出る。
黄金聖闘士の中には勝負事が好きな者が多い。
前も何かの勝負で盛り上がりすぎて仕事をすっぽかして優羽がその全員分の仕事をする事になり、怒鳴った覚えがある。
『これは何かやらかさない内に急がねば…』
優羽はまた深い溜め息を漏らし、皆が居る教皇の間に急いだのだった――。
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