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縹の徒然

サックス人生=肩こり人生

2018/10/04 21:36
縹です。

さて、今日はズバリ「語りたいことを語りまくる回」です。
何について語るかといえば、それは先日引退した「吹奏楽」についてです。

なんやかんやで長いこと続けた活動だったので、思うところは色々あるのです。なので今日は、整理しながら書けるだけ書こうかなと思います。


私の吹奏楽との出会いは、映画「スウィングガールズ」がきっかけでした。
なにこれ、楽しい。ジャズって楽しい。サックスってかっけえ。
そう思った私は、中学進学すぐに吹奏楽部に入部しました。パートはアルトサックス。映画の主人公はテナーサックスでしたが、それでもサックスを吹けるのが嬉しかったです。

私の中学校は人数が少なく、私は入部1ヶ月少しで、ソロを担当し大ホールで一人立って演奏することになりました。そしてそれが、私がソロを好きになったきっかけになりました。

活動を続けていけばいくほど、ジャズやブラスロックの楽しさ、鬼のように難しい16分音符を吹く面白さ、そしてソロを吹ききった時にもらえる拍手の幸福感にハマっていきました。ソロコンクールも出ました。めちゃくちゃ楽しかったです。

そして、部活特待で高校でも吹奏楽部に所属しました。
高校は端的に言って、「混沌」でした。

1年生の時は、慣れない上下関係でかなり戸惑いました。中学では先輩に挨拶しないどころか、後輩から普通にタメ口を使われていたので。
2年になって、顧問が変わりました。どんな顧問かといえば、「クソ野郎」です。とても大人として見習いたくない存在で、「言ってない」「聞いてない」を何度も主張したり、都合の悪い時だけ生徒に責任を押し付けたり、指揮の練習を全くしないような奴でした。そのため、部内は荒れに荒れ、伝統は崩れ、廃部の危機すら感じました。
3年になっても顧問は変わりませんでした。混沌は落ち着きましたが部員が著しく不足し、一時は1桁になりました。

そんな6年の吹奏楽部人生が、無事に終了しました。

定期演奏会当日は、案の定顧問が問題を起こし、それの解決に時間を使いました。スタートダッシュで大ゴケです。
後輩の3年生紹介の語彙力があまりに低く、最後の最後に大きな不安を感じました。

そして、一番最後の曲になりました。最後の曲は「SingSingSing」。この曲は、ジャズの王道であり、スウィングガールズでも作品の一番最後の曲でした。
この曲にはいくつかの楽器のソロがあるのですが、映画でも私たちがやった楽譜でも、最後のソロはサックスでした。

最後に一花咲かしてやろう。6年分の魂を全部出し切ろう。

その思いと高揚感を胸に、私はソロを、吹奏楽部の活動を終えました。


サックスって、ころころ立ち位置が変わる楽器なんです。曲によってはソロやらメロディーをガンガン吹いてたり、かと思えばクラリネットやホルンと一緒に伴奏をやってたりと、次々に立ち位置が変わり、それに合わせて吹き方や音も変わる。ギャップ萌えです。そこに私はハマったわけです。

まぁ、今からうちの高校の吹奏楽部に戻れと言われたら全力で拒否するとは思いますが、吹奏楽って楽しいんです。ソロでやるのも楽しいですが、人とやるのも楽しいですよ。

長々と書きましたが、つまり私は吹奏楽が好きってことです。もしこれをお読みになっている吹奏楽部さんや部活動を頑張っている方がいるなら、あなたの部活動も楽しいものになるよう、お祈り申し上げます。

みんな、楽しいことは楽しいと思えるうちに楽しもうね!

では、おやすみなさい。

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