告白(?)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
水の滴る音がスマホからした瞬間、明日の予習のために読んでいた教科書を投げつけスマホをスライディングで取りに行く。ベッドの上でごろごろしていたグリムは、そんな私の様子に驚いてベッドから転がり落ちてしまった。
さっきの水が滴る音はシルバー先輩の着信音に設定したものだ。またセベクがスマホを紛失していないことを祈ってスマホの画面をおそるおそるタップすれば、そこに簡素だけれども確かにシルバー先輩からのメッセージがあった。
「いやあああああ!」
「ふなっ! なんなんだゾ」
「グリム! し、シルバー先輩から……! れ、連絡きた!」
いつも私からしか送らないのに! やったー!
グリムを抱きしめた私の興奮が冷めることはなく、そのまま文面を読み上げた。
『来週、会いに行ってもいいだろうか。夕方になるが、都合が良ければホリデー前に話したいことがある』
「は、話したいこと!? な、なんだろう……」
どうしよう来るなんてこと今までになかったよ? いや風邪の時は先輩が心配して来てくれたんだけど、今回みたいにわざわざ話すためだけに連絡をくれるの初めてじゃない?
すくっとベッドの上で立ちあがり、拳を天に向けて突き上げた。
「こうなれば! 明日からこのオンボロ寮を大掃除だ!」
腕の中のグリムがやれやれとため息をついた。
「銀髪野郎が来るだけで大掃除って……お前の風邪の時は、掃除してなくても上がっていたじゃねえか」
「ダメ! あれはシルバー先輩が気を遣って私に何も言わなかっただけで、きっと汚かったに違いない……!」
そう。私はあんな風にダウンしてしまったけれど、今度は万全の体制でお迎えしたい。談話室と自室くらいしか実はまだ掃除は終わらせていないし、自分の手が空けばその時にと思っていたけれど、今ならそのやる気も十分だ! 念のため、グリムが掃除で汚れないよう簡易的なポンチョとマスクを用意しておこう。
「なんだいユウ。明日から掃除?」
「必要なら俺たちが掃除しないといけないところを教えてあげるよ」
「ぜひ!」
ゴーストたちが手を貸してくれるなら、これも心強い。さて、先輩をお迎えする準備をするぞー!
と、その前に、先輩にぜひって返事をしないといけない。マジカメに具体的な日程も教えてもらうようお願いしておこう。あーあ、明日から楽しみ!
さっきの水が滴る音はシルバー先輩の着信音に設定したものだ。またセベクがスマホを紛失していないことを祈ってスマホの画面をおそるおそるタップすれば、そこに簡素だけれども確かにシルバー先輩からのメッセージがあった。
「いやあああああ!」
「ふなっ! なんなんだゾ」
「グリム! し、シルバー先輩から……! れ、連絡きた!」
いつも私からしか送らないのに! やったー!
グリムを抱きしめた私の興奮が冷めることはなく、そのまま文面を読み上げた。
『来週、会いに行ってもいいだろうか。夕方になるが、都合が良ければホリデー前に話したいことがある』
「は、話したいこと!? な、なんだろう……」
どうしよう来るなんてこと今までになかったよ? いや風邪の時は先輩が心配して来てくれたんだけど、今回みたいにわざわざ話すためだけに連絡をくれるの初めてじゃない?
すくっとベッドの上で立ちあがり、拳を天に向けて突き上げた。
「こうなれば! 明日からこのオンボロ寮を大掃除だ!」
腕の中のグリムがやれやれとため息をついた。
「銀髪野郎が来るだけで大掃除って……お前の風邪の時は、掃除してなくても上がっていたじゃねえか」
「ダメ! あれはシルバー先輩が気を遣って私に何も言わなかっただけで、きっと汚かったに違いない……!」
そう。私はあんな風にダウンしてしまったけれど、今度は万全の体制でお迎えしたい。談話室と自室くらいしか実はまだ掃除は終わらせていないし、自分の手が空けばその時にと思っていたけれど、今ならそのやる気も十分だ! 念のため、グリムが掃除で汚れないよう簡易的なポンチョとマスクを用意しておこう。
「なんだいユウ。明日から掃除?」
「必要なら俺たちが掃除しないといけないところを教えてあげるよ」
「ぜひ!」
ゴーストたちが手を貸してくれるなら、これも心強い。さて、先輩をお迎えする準備をするぞー!
と、その前に、先輩にぜひって返事をしないといけない。マジカメに具体的な日程も教えてもらうようお願いしておこう。あーあ、明日から楽しみ!