告白(?)
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シルバーは最近寝る前にマジカメを開くことが多い。というのも、ユウのマジカメの投稿を見ることが最近の趣味なのだ。趣味と聞かれて答えているのは鍛錬だが、鍛錬以外ならと聞かれれば間違いなくこれを上げるだろう。リリアにそのことを言ったら、決して他の人に言うんじゃないと言われたので、彼が公言することはないが。
ユウのマジカメは投稿が少ない分、大切な思い出だけを切り取っているように感じられる。それはグリムのオフショットやエースとデュースから貰ったプレゼントだったり、鍛錬をした日の朝日など様々だ。
ふと、彼は思いいたった。このマジカメのどこにもシルバーとユウの思い出はない。別にないからどうしたと聞かれればそれまでの話なのだが、如何せん自覚した好きという感情は何か一つでもユウといられたことを証として残したいのだ。いつ元の世界に帰るかもわからない彼女が離れてしまう前に。
「写真……そうか」
シルバーはカレンダーを見て、護衛の任が昼間の授業のみになっている日程を確認した。早くても明後日、流石に連絡もしていないのだから突撃訪問は驚かれてしまうだろう。となると、1週間後になる。この日付は確か、スプリング・ホリデーが始まる3週間前だ。
ホリデーが来れば彼女に長い間会えなくなる。ならば、いっそこの機会を利用して写真も撮って告白しよう。そう思い、シルバーは起き上がった。自分から連絡することはないマジカメのメッセージ欄にあるユウの名前を押す。シルバーは無心でメッセージを打ち続けているうちに、そのままベッドに突っ伏してしまった。
ユウのマジカメは投稿が少ない分、大切な思い出だけを切り取っているように感じられる。それはグリムのオフショットやエースとデュースから貰ったプレゼントだったり、鍛錬をした日の朝日など様々だ。
ふと、彼は思いいたった。このマジカメのどこにもシルバーとユウの思い出はない。別にないからどうしたと聞かれればそれまでの話なのだが、如何せん自覚した好きという感情は何か一つでもユウといられたことを証として残したいのだ。いつ元の世界に帰るかもわからない彼女が離れてしまう前に。
「写真……そうか」
シルバーはカレンダーを見て、護衛の任が昼間の授業のみになっている日程を確認した。早くても明後日、流石に連絡もしていないのだから突撃訪問は驚かれてしまうだろう。となると、1週間後になる。この日付は確か、スプリング・ホリデーが始まる3週間前だ。
ホリデーが来れば彼女に長い間会えなくなる。ならば、いっそこの機会を利用して写真も撮って告白しよう。そう思い、シルバーは起き上がった。自分から連絡することはないマジカメのメッセージ欄にあるユウの名前を押す。シルバーは無心でメッセージを打ち続けているうちに、そのままベッドに突っ伏してしまった。