後編
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集合場所から少し離れたところ、目印となるオレンジのひもが見えるギリギリの位置でカリムとユウはキノコや薬草、野草を集めていた。夢中になって拾い集めるカリムに、ユウはそれとなく尋ねてみる。
「カリム先輩。私なにかしましたか?」
眠ってからというもの、周囲から変な扱い受けて悲しいんですけど、と心の中で付け加えたユウに、カリムは目を丸くさせた。
「ん? ああ! お前たち仲いいよなーって話していたんだよ」
「お前たち?」
誰と誰のことを言っているんだ? そもそも誰がそんな話をしたんだ? とユウの頭の中は疑問で埋まっていく。
「ああ! シルバーとユウは仲がいいってな!」
やはりそうだ。自分とシルバーとの関係について誰かが言及したに違いない。しかし、そうなるためのきっかけなどユウのあずかり知る限りでは思いつかない。
笑顔になっているカリムはさらに話を続けた。
「ちょうど、ジェイドの洞窟に着いて、ユウが寝た時にそう思ったんだぜ」
自分が寝てからカリムがユウとシルバーの間について考えたと言うことは、やはり寝た後に真犯人は居るに違いない。ユウは詳しく聞かせてくださいと言って、ことの仔細をカリムに語らせ始めた。
「ジェイドの洞窟についてからだったよな」
「カリム先輩。私なにかしましたか?」
眠ってからというもの、周囲から変な扱い受けて悲しいんですけど、と心の中で付け加えたユウに、カリムは目を丸くさせた。
「ん? ああ! お前たち仲いいよなーって話していたんだよ」
「お前たち?」
誰と誰のことを言っているんだ? そもそも誰がそんな話をしたんだ? とユウの頭の中は疑問で埋まっていく。
「ああ! シルバーとユウは仲がいいってな!」
やはりそうだ。自分とシルバーとの関係について誰かが言及したに違いない。しかし、そうなるためのきっかけなどユウのあずかり知る限りでは思いつかない。
笑顔になっているカリムはさらに話を続けた。
「ちょうど、ジェイドの洞窟に着いて、ユウが寝た時にそう思ったんだぜ」
自分が寝てからカリムがユウとシルバーの間について考えたと言うことは、やはり寝た後に真犯人は居るに違いない。ユウは詳しく聞かせてくださいと言って、ことの仔細をカリムに語らせ始めた。
「ジェイドの洞窟についてからだったよな」