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真の歴史へ

ある雨の日の午後

横島達はテレビを見ながら暇していた

「暇ですね~」

小竜姫は煎餅を食べながら話した

「今日は仕事も無いしね」

ルシオラは雑誌をめりながら答える

「雨降ってるから外行きたくないしな~」

横島はタマモを膝の上にのせて撫でながら話した

タマモはお昼寝中



そんな時、彼は来た
「横島忠夫さんですね。唐巣神父の使いで来ました」

金髪の外人
ピートがやってきた

「僕はピエトロ。 ピートと呼んで下さい 先生からのメッセージを預かってます。」


『横島君へ
少しやっかいなことになった。
人手が必要なので、ぜひ来てほしい。
くわしいことはこちらで話します。
唐巣』


「いいっすよ。 場所はどこですか?」

横島が簡単に受けたのでピートは驚いた。

「場所は地中海の小さな島 ブラドー島です。 僕はこれで失礼します。」

ピートは依頼料として純金のマリア像を置いて帰っていった


「ピートさんが来ましたね。 敵はブラドー伯爵ですか…」
小竜姫が言った

「ブラドー伯爵はそんなに強くないんでしょ? 帰りにイタリアで観光したいわね~」

ルシオラは初めての海外に興味津々だった


タマモはずっとお昼寝中でした。



そして数日後
横島達はイタリアに着いていた


空港でピートに案内されて
小型飛行機に乗った

「こんな飛行機で大丈夫か? 敵は知らんが空で襲われたらやばいぞ?」

横島が未来での経験からピートに話した

「大丈夫ですよ。途中で船に乗り換えですから」

ピートにそう言われてはこれ以上言えなかった

まあ横島達はみんな空を飛べるので問題は無いが……


飛行機には令子や冥子がいた

横島は挨拶しにいった

「こんにちわ 美神さん。 美神さんも一緒だったんですね よろしくお願いします。」

「あら、あなたも呼ばれたの? 先生も随分呼んだわね」

次に冥子を見て

「六道さんもよろしくお願いします。」

「横島くんも来たのね~~ 冥子嬉しいわ~~」

横島達は冥子と何回か仕事をしてなつかれていた

冥子はルシオラ達に話かけていった
横島はまだ会ったことのない小笠原エミのところへいった

「はじめまして。 横島忠夫です。 今回ご一緒させていただきます。 よろしくお願いします」

エミは横島を上から下まで見て

「おたくが横島なワケね 噂は聞いてるわよ 私は小笠原エミ。 よろしく」

横島は苦笑いしながら
「あなたが小笠原さんですか。 足手まといにならないように気をつけますね」

横島はそう言ってドクターカオスのところへいった

「はじめまして。 今日ご一緒させていただきます 横島忠夫です。 よろしくお願いします」

カオスは
「ワシはヨーロッパの魔王ドクターカオスじゃ 隣はマリアじゃ」

横島は驚いてみせて
「あなたがあの有名な… お目にかかれて光栄です。 今度ゆっくりお話を伺いたいですね」

カオスは上機嫌になって

「若いのに、よく知ってるの いつでもワシを訪ねてくるがいい」

カオスと話終わる頃には飛行機が飛び立った



しばらくすると、飛行機がコウモリに囲まれてしまった

操縦士はさっさと脱出していった

飛行機の中はみんなオロオロしている

ここでカオスが
「諸君 ここは私に任せたまえ 行け マリア!」

「イエス・ドクター・カオス」

カオスとマリアは飛行機の屋根を破り飛んでいった…

「誰よ。カオスなんか呼んだの!」

令子はキレていた


横島がルシオラを見て
「ルシオラ、操縦頼む。」

ルシオラが操縦席に座り隣に横島が座る

令子やエミ達もみんな来た

「操縦出来るの?」
令子は問いかける

「ええ、大丈夫よ。」


元々ルシオラは技術者であるため
飛行機を飛ばすのは楽勝だった


「ヨコシマ! 機体に穴が開いてるから飛び続けるのは無理よ!」

「「あのジジィ!」」

令子とエミは同時に叫んだ

横島は
「ルシオラ! 可能な限り高度を下げて海面に着水出来るか?」

「わからないわ ギリギリよ! 自分達で飛んだ方 安全よ」

横島は少し考え

「この中で飛べない人は何人居ますか?」

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