第一章エピローグ:沈黙の二枚貝と、厳粛を塗り替える騒音
どうも、tokuBCです。無事に第一章が完結いたしました。まずは、ほっと一息ついているところです。
もともとは「数年後くらいに、物好きな誰かが世界の片隅で見つけて、静かにドン引きしてくれればいい」くらいの、いわば壁打ちのつもりで黙々とアップしていたものでした。ところが、気づけばアクセスが三桁を超えている。何かのバグか、あるいは「ウマ娘」というジャンルの持つ重力が地球規模で凄まじいのか。正直なところ、かなり戸惑っています。
「なぜ、この二人を書いたのか」——おそらく、ここを訪れた大半の方が抱く疑問でしょう。答えはシンプルです。「私が見たかったのに、世界のどこを探しても転がっていなかったから」。以上です。
……いえ、これでは不親切極まりないので、もう少しだけ言い訳をさせてください。
正月に何気なくアニメを観て、ゲームを始め、清楚なフリをした変人(スズカ)と、破天荒な天才(ゴルシ)に、順番に心を撃ち抜かれました。一見、正反対です。ところが、season1最終話を観たとき、妙なことに気づきました。スタートで出遅れたスズカが、本来の「逃げ」を捨て、最後尾から全員をまとめて差し切って勝つ――あの場面です。思わず独りごちました。「これ、ゴルシの走りじゃないか」と。
そこからは妄想の坂道を転げ落ちるだけでした。もしかして、スズカはあの瞬間、ゴルシをイメージして走っていたんじゃないか。走ることにしか興味のなかったスズカの世界に、学園一のノイズ(ゴルシ)が紛れ込む。ゴルシは真面目で情に厚い本性を冗談で誤魔化し、思い詰めているスズカのことが気になり始める……。
しかし、いざ検索してみると、この二人の二次創作は驚くほど存在しませんでした。公式での接点のなさも、もはや芸術的ですらあります。今や、二人が同じフレームに収まっているだけで「ありがたや」と歓喜する、クマムシ並みの低燃費な、悲しきクリーチャーがここに爆誕してしまったわけです。
「どうしてもこの2人の組み合わせが見たい」——その執念だけで2月に筆を執り、1ヶ月で約10万文字を書き終えました。人間の妄想の排気量というのは、時に自分自身を戦慄させます。
(既にお気づきの方もいるかと思いますが、私の大好きな某小説家の作風に、脳の手綱を完全に握られた状態で書かれています。お見苦しくてすみません)
予定よりもずっと早く、そして多くの方にこの歪なボトルメールが見つかってしまったわけですが、驚きと同時に、胸の奥がじんわりと温かくなるような感謝でいっぱいです。世界の片隅の、この奇妙な場所に立ち寄ってくださり、本当にありがとうございます。
第二章では、ゴールドシップとサイレンススズカの関係性が大きく変化していきます。第一章よりも、お互いへの想いや、「走ること」への向き合い方を深く描く物語となります。そのため、恋愛描写やキャラクター同士の感情のぶつかり合い、そして「速さ」への執着など、これまで以上に踏み込んだ表現が含まれます。
また、キャラクターの解釈や設定についても、私なりの独自解釈を多く取り入れています。そのため第二章は、作品の方向性をご理解いただいた上で楽しんでいただけるよう、読者登録限定で公開する予定です。(※現在はパスワード制に変更)
そういった二次創作をひとつの楽しみとして受け取っていただける方に、こっそりお届けできれば幸いです。
日常ギャグとシリアスの高低差が激しく、少しばかり三半規管が揺さぶられるかもしれませんが、お時間のあるときに、また二人の物語を覗きに来ていただけたら幸いです。
もともとは「数年後くらいに、物好きな誰かが世界の片隅で見つけて、静かにドン引きしてくれればいい」くらいの、いわば壁打ちのつもりで黙々とアップしていたものでした。ところが、気づけばアクセスが三桁を超えている。何かのバグか、あるいは「ウマ娘」というジャンルの持つ重力が地球規模で凄まじいのか。正直なところ、かなり戸惑っています。
「なぜ、この二人を書いたのか」——おそらく、ここを訪れた大半の方が抱く疑問でしょう。答えはシンプルです。「私が見たかったのに、世界のどこを探しても転がっていなかったから」。以上です。
……いえ、これでは不親切極まりないので、もう少しだけ言い訳をさせてください。
正月に何気なくアニメを観て、ゲームを始め、清楚なフリをした変人(スズカ)と、破天荒な天才(ゴルシ)に、順番に心を撃ち抜かれました。一見、正反対です。ところが、season1最終話を観たとき、妙なことに気づきました。スタートで出遅れたスズカが、本来の「逃げ」を捨て、最後尾から全員をまとめて差し切って勝つ――あの場面です。思わず独りごちました。「これ、ゴルシの走りじゃないか」と。
そこからは妄想の坂道を転げ落ちるだけでした。もしかして、スズカはあの瞬間、ゴルシをイメージして走っていたんじゃないか。走ることにしか興味のなかったスズカの世界に、学園一のノイズ(ゴルシ)が紛れ込む。ゴルシは真面目で情に厚い本性を冗談で誤魔化し、思い詰めているスズカのことが気になり始める……。
しかし、いざ検索してみると、この二人の二次創作は驚くほど存在しませんでした。公式での接点のなさも、もはや芸術的ですらあります。今や、二人が同じフレームに収まっているだけで「ありがたや」と歓喜する、クマムシ並みの低燃費な、悲しきクリーチャーがここに爆誕してしまったわけです。
「どうしてもこの2人の組み合わせが見たい」——その執念だけで2月に筆を執り、1ヶ月で約10万文字を書き終えました。人間の妄想の排気量というのは、時に自分自身を戦慄させます。
(既にお気づきの方もいるかと思いますが、私の大好きな某小説家の作風に、脳の手綱を完全に握られた状態で書かれています。お見苦しくてすみません)
予定よりもずっと早く、そして多くの方にこの歪なボトルメールが見つかってしまったわけですが、驚きと同時に、胸の奥がじんわりと温かくなるような感謝でいっぱいです。世界の片隅の、この奇妙な場所に立ち寄ってくださり、本当にありがとうございます。
第二章では、ゴールドシップとサイレンススズカの関係性が大きく変化していきます。第一章よりも、お互いへの想いや、「走ること」への向き合い方を深く描く物語となります。そのため、恋愛描写やキャラクター同士の感情のぶつかり合い、そして「速さ」への執着など、これまで以上に踏み込んだ表現が含まれます。
また、キャラクターの解釈や設定についても、私なりの独自解釈を多く取り入れています。そのため第二章は、作品の方向性をご理解いただいた上で楽しんでいただけるよう、読者登録限定で公開する予定です。(※現在はパスワード制に変更)
そういった二次創作をひとつの楽しみとして受け取っていただける方に、こっそりお届けできれば幸いです。
日常ギャグとシリアスの高低差が激しく、少しばかり三半規管が揺さぶられるかもしれませんが、お時間のあるときに、また二人の物語を覗きに来ていただけたら幸いです。
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