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  • その少女は最期に何を見たか

    短編小説です。
    【注意】
    自然の神と呼ばれる男は優しくないです。
    そのかわりに少女もなかなか変わった子です。
    メリバとかでもないただの暗い話です。
    ―――――

     
    昔。その昔。
    山があった。その土地には『コズテ山』と呼ばれた巨大な山があった。木々が鬱蒼と生えており、熊や鹿等の野生動物が跋扈する手入れの届いていない暗い山である。
    山の付近にはいくつかの村があった。村のなかで生まれた歳を取った病人や呪い子とされた子供等、何かしらの理由を持ってして村の住人に嫌われた者達は皆この山に捨てられて…そこで最期を迎えた。

    ある夏の暑い日。コズテ山に一人の神が降りた。降りた神は自然の神と呼ばれる男であった。男は自然が色濃く残るコズテ山に興味を持ち、遊びに来たのだ。
    そんな中。男は背の小さく衰弱した少女を見つけ―。

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