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二本更新

2023/06/09 00:02
天穹の標
「Crépuscule」
ついに訪れました、ナヒーダとの邂逅回となります。
と言っても殆ど彼女との会話はないんですけど。

「Relation」
フランス語ではルラシオン、と読みます。
まさかのヒロイン不在、回想のみの出演な回です。

ナヒーダとの会話を、そしてその後のヒロイン達を描くには、私の力量不足かつメンタルが持ちそうになかったためにこのような形で表現することになりました。
本当に死ぬほど重い流れですみません。書いてた私自身も結構しんどかったです。

ただ、そもそもの話として、私が「天穹の標」という原作のストーリーの流れを汲む中編を書いているのも、ひとえに「しんどかった」からなのです。やっと言える…
元々Ver3.6のテーマイベント感想での愚痴やらで負の感情が抑えきれてないように、私は間章のストーリーが今も受け入れられないでいます。
三章五幕までのストーリーが大好きで、スメールキャラが大好きで、だからこそそれを台無しにしてしまった"放浪者"という存在が許せずにいます。
"スカラマシュ"が悪役のまま散ってくれていたらどんなに良かったか、と今も思ってしまいます。

そんなもどかしさを少しでもどうにかしたいと思って書き始めたのが、この「天穹の標」になります。
尤も、何もかもを狂わせた(と私が思ってしまう)彼については、このシリーズでどう扱うかは現時点では決めかねていますが。
好き放題やってしまいたい欲と、ちゃんと向き合うべきという感情とが入り交じっていてどうしようかなと。
勿論読んでくださってる方の中には彼が好きな方も多く居らっしゃると思うので、あからさまに酷い扱いをしようとかは全く考えてないのですが、どう折り合いつけるべきかは悩ましいところです。
単純に一切触れないまま進めるのも可能っちゃ可能ですが、このシリーズでは今後3.6イベントのストーリーにも踏み込むつもりなので、そこで彼の存在を消してしまうのは流石に気が引けるかな…とは思ってます。
ただ本当に今から好きには絶対になれない以上、キャラクター像を把握して上手く描ける気が一切しないんで、だったら出さない触れないが最善なのか?とも。

なんだか更新した話以上に重たい話ですみません。
元々ずっと抱えていた悩みだったもので、吐き出せてちょっとスッキリしました。
もし今後の展開についてご意見有れば受け付けます。コミュ障陰キャな私がそれを受け入れられるかは分かりませんが。


追記


今回の話の公開に伴い、ヒロイン設定で非公開にしていたセリフ集と他キャラからのコメントを再掲しました。
一部はそのままだったりもしますが、結構大幅に変えたので興味のある方はどうぞ。

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