月島も素直に啼いてくれ、気分が高まって仕方がない。この声がたまらないのだ。
「あああっ！！　はあっ、あああっ！！　んあっんあっ！！　ああっくううううう、うううっああああああ！！　はあっ、ああっ、おとのしんっ、おとのしんっ！！　ああああああああだめ、ああ気持ちイイイイイイッ！！　はあっはあっ、イキそうっ……！！　このまま、されたらソコだけでイクッ……！！」
「イってもいいぞ、イキたいんならイけ月島。私は止めはせん。イキたければ、思いっ切りイけ！！」
「そんなっ……ああっああっ、そんなこと、言われたらっ……！！　はあっはあっ、ホントに、イクッ……！！　イっちまいます！！　ああっ、ああやあっ！！　やああああああああっ！！」
　ココで一回イかせておくのもまた一興かもしれない。
　月島もその方が楽だろう。
　少し体勢を変えたくなり、月島の身体をうつ伏せに転がし、腹に手を入れると四つん這いの完成だ。
「んっ……？　あっ、おとのしん……？」
「後ろから責める。お前はそのままでいてくれればいい。気持ちよくしてやるから待っていろ」
　すると従順にも月島は上半身を倒し、尻だけを突き出した格好をしてくれ、身体を細かく震わせている。
　その後孔へ指を三本差し挿れ、胎側に曲げてＧスポットを探ると、すぐに見つかったソレを指でまずは擦ってみる。
「あああああああっ！！　ああ、ああ、ああっ……！！　うああっ！！　やっやっ、ソレ、ソレ気持ちイイッ、やあっ！！　やああああっ！！　はあっはあっ、うっうっうっうっ！！　うううううううううー！！」
　そのまま穿つようにして指の動きを変えてやると、それはそれで気持ちがイイらしく、月島の腰がガクガクと上下に捩れ、必死になって喘いでくれる。
　それに興奮を隠せない鯉登だ。
　暫くそうやって責めていると、月島の喘ぎがさらに大きなものになる。Ｇスポットの中にも特に感じる部分があるのは知っているが、どうやらソコを擦ってしまったらしい。
　ならば、ソコだけ擦ってみたらどうだろうか。
　指でしこりの中でも月島の感じる部分を探し、そして二本の指で挟んで震わせるように指を使ってやると、かなりの大声が耳を劈く。
「やあああああっ！！　あああっ、あああうううううっ！！　うああっうああああああああ！！　ああああだっめ、だめだめイクッ！！　はあっはあっ、い、イクッ……！！　い、イクッ！！　うあっはあっ、おとの、しん、だめですイクッ……！！　はああっ、ああああああ！！」
「イってもいいぞ。イキたければイけ月島っ！！　イったらまた勃たせるまでだから、イけっ！！」
　さらに振動を激しくしてやると、細かく月島の身体が震えそして揺れる。
　どうやらこの指の使い方は月島にとってかなり気持ちのイイものらしい。ならばと思い、全部の指を使って全体的に指を震わせるようにして動かしてやると、だらだらとだらしなくカウパー液がペニスから零れ始める。
　そして、明らかに先ほどとは違った熱量の喘ぎが聞こえ、身体がさらに戦慄き、そして腰の震えは足にも及び、立てている足がブルブルと震えている。
　これは、もうすぐにイクだろう。そう思い、さらに指の動きを激しくしてやる。
「はあっはあっはあっはあっ、い、イクッ！！　ああああああああイック、イック、イックうううううっ！！　だめ、だめイク、イクイクイクイクイクイクッ！！　ああああイックうううううっ！！」
　上半身が呼吸に合わせて上下し、足の震えがさらに増す。
　尻の肉が動くほどに早く手を動かし、限りなく振動に近い責めになるよう指を動かすと、突然ガクガクガクガクッと月島の腰が上下に捩れ傾ぎ、ナカがぎゅううっと締まる。
「うああっ！！　うあああああああああイック、イック、イック、イックうううううううっ！！　あああっあああああああああああー！！　うあああっ！！　イックイクイクイクイクイクイクイクッ！！　あああっ、あああうううううっ、うああああああー！！　ああああああー！！」
　さらに輪をかけて指でＧスポットを激しく撫でてやると、とうとう月島を絶頂へ押しやることに成功したらしい。
　ものすごい勢いでザーメンがベッドの上に何度にも分けて飛び、身体全体もイクそのタイミングに合わせてガクガクと上下を繰り返し、ビグビグと身体を跳ねさせながら荒く呼吸しながらイキの快感を愉しんでいるようだ。
「あは、あは、はあっはあっ……は、あはああっ……き、気持ちいっ、い、イイッ……！！　はあっはあっ、こんな、ことって……はああっ、はあああああああー……！！　あああうううっ！！」
　最後、ぴゅくっと白濁液が飛ぶとそのままの姿勢でぐったりとしてしまっている。
　ゆっくりとアナルから指を引き抜くと、ぶるっと月島の身体が震えた。
「イったな、月島。どうだ、久しぶりに後ろでイクっていうのは。気持ちイイか？」
「い、イイ……イイ、ですっ……！！　はあっはあっ、未だ、気持ちイイッ……！！　ああ、ああだめ、もう、はあっ、無理ぃっ……！！　だけど、あなたのはしゃぶりたい。しゃぶって、気持ちよくしてあげたいです。……だめ、でしょうか」
　月島は横向きに倒れ、顔だけを鯉登の方へと向けてくる。
「いいぞ、お前のしたいようにするといい。何がしたい？」
　優しく聞いてやると、徐に身体を起こしたと思ったら膝立ちになった鯉登に対し、月島も膝立ちになって顔を寄せてくるので、その誘いに乗るようにして鯉登も顔を近づける。
　すると、唇にふわっとした真綿の感触が拡がり、次いで甘くて香ばしい味を感じ、ちゅっちゅと音を立てて唇を柔らかく吸うと、月島も吸い返してきてとうとう吸い合いになり、舌も出して舌と舌とを擦り合わせて鯉登の口へ入れて月島の舌をしゃぶったり、または月島の咥内に舌を挿れ込み、ナカを大きく探るように舐めたりしてはまた唇を吸って、濃厚なキスにこれ以上なく溺れる。
　その間にも、月島の手は休まず鯉登の寝間着のボタンを外していて、前がはだけると手が上半身に這うようになる。キスしながらのソレなのでかなり拙いが、それも興奮に繋がる。
「んはああっ……おとのしん……好き、です。すごく、好き……」
「つきしま……！！」
　真正面にある身体をつい掻き抱いてしまい、腕の中に閉じ込めるとそれはどうやら違ったらしく、やんわりと腕が外されてしまって徐に屈みこんだと思ったらぷちゅっと音を立てて乳首が月島の口のナカへ消える。