デキる月島は今日も憂鬱~金曜日の夜編~
その前に音之進さんともう一回キスしてから、いかせてもらうことにする。
口からヨダレを零すと、彼はすぐに口を開いて受け止めてくれ、三回くらいそうやってヨダレを飲ませた後、食らいつくようにして唇を塞ぎながら、腰の動きを再開させる。
「はあっ!! ああっ、ああっああっああっああっああっああっああっああっ!! ああっくううううう気持ちいっ!! 気持ちイイいよおおおおおおおおお!! あああああだめええええええっ!! イック、イック、イク、イックううううううっ!! つきしまぁぁぁっ!!」
最後はやっぱり、男イキさせたい。男でイって満足してもらいたい。
少し身体を起こし、だらだらとだらしなくガマン汁を垂れ流す彼のチンポをぎゅっと握り、激しく扱きながら腰を動かすと、狂ったように喘ぎ出した。
「あああああああああー!! うあああっ、ああああああううううううううううー!! いやっやだああああああ!! ソレッソレいやああああああああああっくううううううう気持ちイイイイイイイイイー!! ああああああ、あああううううううイック、イック、イック、イックうううううううっああああああー!!」
もうこれで本当に最後だ。
バンバンバンバンと俺が腰を叩きつけるたびに彼との間で肉のぶつかる激しい音が立ち、それと共に彼の必死の絶叫が耳に届いてくる。
「ああっああっああっああっ!! だめ、だめだめ気持ちイイッ!! やっだめ、ホントに、イクッ!! イクっからあああああああっ!! つき、つき、つきしまっ、月島もっ!! もうイってええええ!! イック、イクイクイクイクイクイクイクイクッ!! あああああああもうだめええええええー!!」
「俺もっ……うっく、イックッ……!! あああああ限界だっ!! 音之進、ナカ出すぞっ!! 中出しいいですか!! いい、イクッ!! イックイック、ああああクッソ、イックうううっ!!」
「ああっ!! 出してっ!! 中、ナカ絶対出してっ!! 中出ししてええええっ!! ああああイックうううううううっ!! ああああああっああっあっあっあああああああっあああああー!!」
ナカが今までよりもさらにギュギュギュッと締まり、彼の身体が大きく痙攣した。最後の仕上げとして、ぱんぱんに膨らんだ亀頭をぎゅぎゅうっと握ってやると、また身体がビグンっと大きく跳ね、最後の絶叫が響き渡る。
「あああああああああー!! イックううううううっ!! あああっああっあっあっあっあっあああああっ!! いやあああだめえええええっ!! いっく、イクイクイクイクイクイクッ!! あああああっ、ああっあっあっうあああああああああー!! うっあっあああああああああー!!」
ガックンと身体が飛び跳ねたと思ったら、チンポの先端から精液がものすごい勢いでびゅびゅびゅっと飛んできて、それは彼の身体や俺の身体に飛び散り、何度にも分けてのそれは勢いが衰えず、俺も締まった彼の胎内の奥深くへガツンと腰を使ってチンポを埋め込み、そこで自身を解放してやる。
「はあっああっああっああっ……ナカ、注いじまってるっ……!! うああっ、気持ちイイッ……!! はあっはあっ、中出したまらんっ……!!」
「あは、あは、あはああああああああー……!! つきしまの、あっつのがナカいっぱいに、拡がってるよおおおお。うあっ、き、気持ちいっ!! あっあっ、お、犯されてるっ、つきしまので、犯されちゃってるよおおおお……!! はああっ、あああんんんんっ……!!」
感極まっている様子の彼が、今はとてもかわいく見える。
どさっと上半身を彼の方へと倒し、唇を奪いながら舌を絡め取り、ぢゅうぢゅうと舌の上に乗った唾液を啜り飲むと、さらに糖度が増した彼のヨダレは甘すぎて、舌がじんじんする。だが、それがいい。
夢中になって唇に吸いつき、彼という彼を堪能する。
こんなセックス、彼、音之進さんとしかできない。俺の激情を受け止められるのは彼しかいないし、また、同じように強欲なまでの彼の欲しがる心を受け止められるのも俺しかいないと、自信を持って言える。
散々、彼の口のナカを貪って唇を離すと、名残り惜し気に俺たちの唇がヨダレの糸を引いてそれは彼の胸の上にポタリと落ちた。
「はあっはあっ……つきしま、好き……大好き、好きだ……私はお前が、大好きだよ、月島……愛してる」
その言葉に、ぎゅううっと胸が締め付けられるほどの愛情を感じ、吸い込まれるようにまた唇を奪ってしまう。
彼が愛おしい。誰よりも愛してる。俺のつまらない人生に、華をくれた人、それが彼だ。
甘い唇を吸いつつ、啄むようにして軽いものを何度も施すと、彼もすぐに応えてくれてあっという間に吸い合いになり、彼の口のナカへ舌を入れ込みナカを探る勢いで舐めたくると、彼の舌が少し痙攣し、すぐに俺の舌に吸いついてきてぢゅっと音を立ててヨダレを持っていかれた。
こういうキスも、彼としかしたくない。彼だから許せるし、彼だからヨダレも飲んで欲しいと思える。
汗をかいている額を手で撫でると、彼が「ふふっ」とのど奥で笑う。
「つきしまは本当に、私のことが好きだな」
唇が離れてすぐに、笑顔でそんなことを言われ、思わず顔が熱くなるのを感じた。そんなの、あなただって同じでしょう。俺のこと、好きで好きで仕方がないクセにそんなことを言って。
照れを隠すように腰を引くと、彼が呻き声を上げた。いい加減にして抜かないと。
「ううっうっ……あっ……!! あぁっ……!!」
完全に彼に食われていたチンポをずるずると引き抜き、最後ちゅっぷんという音と共に抜け出たその窄まりから、ドロリと白濁液が零れ出てきて、未だヒクついているそこからはどんどんと精液が流れ出てくる。
溜まってたから、たくさん彼のナカに吐いてしまった。でも、こういうのを見ると思う。征服欲がひどく満たされる。
彼を女にしたのは自分で、今は俺以外、彼を抱くことは誰にも叶わない。そのことにひどい満足感を覚えていると、ふと頬に手が宛がわれ、目線を上げると彼の眼と出会った。