デキる月島は今日も憂鬱~金曜日の夜編~
そのままがつがつと貪るように腰を動かしてやると、ナカがぎゅぎゅうっと締まり、彼の絶叫が部屋中に響き渡る。
「あああああああああ!! うあああああイックうううううううっ!! またっイックよおおおおおお!! つきっ、つきっ、つきしまああああイックううううううっ!! イクイクイクイクイクイクイクッ!! あああああああああイックううううううっああっあっあっああああああー!!」
腕の中で彼の身体が激しくのたうつように跳ね上がり、ビグビグと痙攣しながらのどを反らし、ひくひくと痙攣しながらイキを愉しんでいるようで、飛び出た喉仏を食むと、身体がビグッと跳ねる。
「あっ、はあっはあっはあっはあっ、き、気持ちいっ……も、やだ、イクの、やだ……!!」
「未だ始まったばかりでしょう。 泣き言は聞きませんよ。ほら、次は横バックですよ、あなたの好きな、横バック」
そう言って、改めてチンポをアナルへと挿れ込み、彼の開いていた片足を折り曲げて足だけが畳まれた状態で腰を動かす。音之進さんが好きな体勢の一つだ。これは俺も気持ちがイイから好きだ。
どっちも気持ちよくなれる体位で遊ぶのが一番いいのは分かるが、愉しみたい気持ちもあってつい、いろいろな体位で責めてしまうのが俺の悪いところだが、分かったところで止める気は一切ない。
そのままがしがしと乱暴に腰を使ってGスポットを穿ちつつ突きまくってやると、彼がまた喘ぎ出した。
片腕を下にして腕を伸ばしてきたため、そのまま覆いかぶさると舌を突き出された。あれか、ヨダレか。遠慮なく大量のヨダレを彼の舌の上に零してやると、それはさも美味そうにのどを鳴らして飲み下し、妖艶に笑う。
その様が何だかひどく幼げで、感情がぐぐうっとせり上がってくるような、情熱が爆発するような感覚に襲われるがなんとか堪え、笑いながら俺のピストンを受け止める彼の唇を奪い、舌を入れ込んでナカを大きく何度も舐めるとすぐに応戦してきて、舌の舐め合いに発展し、しきりに舌と舌とを合わせて、糸を引くヨダレで遊ぶ。
そのヨダレは音之進さんの身体や俺の胸に零れ、それでも舌の押し付け合いは止まずにさらに激しく舌を動かし、彼の舌を攫って思い切り吸ってやると俺の口のナカに彼の舌が入ってくる。
もう、食みたいだけ食んだ。そして、食んだ部分には必ず舌を這わせるようにしてやると、彼が悦ぶ。
「あは、あはっ……はあっあっ、はあっはあっはあっはあっ、んっんっ、つきしま、つきしまぁぁっ」
腰の動きを止めないままのキスだったため、彼が揺さぶられながら俺の名前を甘ったるい声で呼んでくる。
たまらんな、本当にこの声はたまらない。
さらに燃えてきて、つい加減なく腰を使ってしまうと、ガクガクと彼の身体が律動に合わせて傾ぎ捩れる。
「ああっ!! あっあっあっあっあっあっあっあっ!! ああっああっ、き、気持ちイイッ!! ああっ、ああっ、い、イイッ!! い、い、イクッ!! つきしまっ、イクッ!! あああああだめえええっ、イックううううっ!!」
もう一度覆いかぶさり、彼のあごを捉えるとその手を取られ恋人繋ぎにされてしまい、ぎゅっと手を握り合ったままひたすらに腰を使う。
「あはっあはっあはっあはっ!! はあっはあっ、ああっああっああっああっ!! あっあっ、だめイクッ!! い、い、イクうううううっ!! あはああああああ気持ちイイッ!! だめ、ああっああっ、つき、しまっ、イクうううううっ!!」
握り合った手に力が籠められ、責めている身体が小刻みに震え出す。
いくらイってもらっても構わないからイってくれてもいいんだが、このまま無言で責めるか。そのうちには絶対にイクだろうから、イってもらおう。イイ声、出してくれよ。
そのままゆさゆさと揺さぶり続けると、さらに身体の震えが大きくなったため、繋いでいた手を解き、その手で片足を持って持ち上げてやり、さらに穿ってやると、とうとう限界が来たらしい。
絶叫しながら、彼はまたイった。ナカがギュンギュンに締め付けられるから分かる。それも、またしてもメスイキだ。
「あああああああっ!! ああだめ気持ちイイッ!! イイッイイッイイッイイッ、あああああイイイイイイイイー!! いいっぎいいいいいいい、うあああああああっあっあっあっあっ、イクイクイクイクイクイクイクッ!! ああああっあっあっあっあっあああああああー!!」
ガクガクガクガクッと大きく傾げ捩れる彼の身体。腰は飛び跳ねて前後左右に捩れたくり、身体もビグビグが治まらないみたいだ。
そのままぶっ続けで腰を送ってやり、彼の身体をがっしりと掴んでGスポットを穿ってやると、目論見通りまたイってくれた。それも、叫び付きで。
「うああああああああっ!! あああっあああああイックううううっ!! またっ、またイクよおおおおっ!! つき、つき、つきしままたイクッ!! い、い、イクッ!! ああああああああイックううううううっ、うああああっああっあっあっあっあっ……ああああああああああああー!!」
身体がビグビグビグビグッと痙攣し、連続イキを果たした彼の身体から徐々に力が抜けていく。
その身体を抱きしめながら唇を奪い、ベロベロに唇と彼の口のナカを舐めしゃぶると、乗ってきたのか彼からも舌を伸ばしてきてくれ、二人して口から舌を出しれろれろと上下に動かしながら互いの舌をしゃぶる。
「あは、あは、あはあああああっ!! はあっはあっ、んっんっんっんっ、つき、し、まぁっ……!」
そのまま彼の足を開脚させ、正常位でガツガツと穿つと、また狂ったように彼が喘ぎ始める。その顔は真っ赤で、首から上がすべて赤い。相当興奮しているんだろうが、これは見ていても興奮する。
責める側として抱いてる相手がこんな風に乱れてくれるのは嬉しい。
ずいっと顔を近づけながら腰を動かすと、彼も同じように上目遣いでこちらを見つめてきて、すぐにまるで引き寄せられるようにして口づけ、ちゃぷちゃぷと音を立てながら互いの唇を吸いつつ、腰の動きだけは止めずに責めてやる。するとちょっと体位を変えたくなったので彼の腰に手を回して身体を起こすと、自然と俺は正座になり彼が完全に上に乗った状態で、彼の方から積極的に回すようにして腰を動かしてくる。
これには興奮を隠せない。
顔が近づくと当たり前のようにキスをして、動きながらのソレなのであまり上手くいかないが、それでも充分に感じることができるし、嬉しい。