デキる月島は今日も憂鬱~金曜日の夜編~


 そう思い、さらにチンポを激しく擦りながら舌を動かしてわざと音が立つようにしてやると、エロティックな音が部屋に響き渡る。
 ぐちゅぐちゅといったような、ちゃむちゃむといったような、ぢゅるぢゅるとでもいえるような、そんな音が耳を刺激する。
 しこたま彼の口を貪り、舐めたくりながら手はチンポに絡みつかせ、だらしなくガマン汁を垂らす彼のソレを扱きたくってやると、たまらないといった表情で口づけの合間から喘ぎ声が漏れ出す。
「んんっ、んむ、んあっんあっ、はあっはあっ……き、気持ちいっ……やだだめ、もっと……」
 もっとして欲しいのは、手じゃないだろう。
 彼の首の下から腕を抜き、M字で大きく足を拡げているその真ん中には完全に勃起したチンポが刺激を今か今かと待っている。
 屈み込み、チンポを手で固定して先端を口に含むと、彼の背がきゅうっと海老反り、デカい声が耳を劈く。
「あはあああああっ!! はあっあっあっ、はあああああああ!! き、気持ちいっ……!! だめ、やだ気持ちイイイッ!! あああああっうっふっく、んあああああああ!!」
 腰が上下に捩れ、その様がまたエロい。興奮する。
「ああっああっ! 気持ちいっ、気持ちいっ!! あっあっ、つきしまっ、月島っ!! アッ、アッ、あっ、だめイクッ!!」
「未だでしょう? イクのは未だですよ。早漏は、治してあげないといけませんね」
「んっ……はあっ、はっはあっ、お前の、身体をいじらせろ。私もお前を愛したい。気持ちよく、してやりたい」
「えっ……」
 そう言うなり、いきなり首に手が回ったと思ったら見事に身体を反転させられてしまい、ばさっとベッドへ沈むと、早速キスが降ってきて、その甘さと柔らかさを愉しんでいると、ふっと唇が離れていき、その顔は乳首に寄せられべろっと大きく舐められた。
「んっ! そ、そこはだめですって。だめ、だめです。だ、めっ……!! あっ……!!」
 ぢゅるぢゅると音を立てて乳輪ごと乳首を舐められ、思わず快感で身体がビグビグしてしまう。
 一方の彼は、口角を上げながら俺の反応を見つめていて、上目遣いのその眼と出会うと、彼はさらに笑い、もう片方の乳首にも吸いついてきた。
「ああっああっ!! あ、や、止めっ、だめですって! うっく、ああっ……!!」
 舌を出し、ひたすらに乳首をしゃぶられたと思ったら、今度は身体を伸び上がらせてきて唇に吸いつかれた。ねっとりと、味わうように何度も唇を吸われ、彼の背に腕を回すと彼は片手で乳首をいじってきて、またしても身体が勝手にビグッと跳ねてしまう。
 濃厚なキスをしながらの乳首責めは結構、キく。元々、俺は乳首は感じなかったはずなのに、いつの間にか音之進さんにこんな身体にされてしまって、もはや手遅れだ。もう、彼以外抱けない。
 抱くつもりも、ないですけどね。
 そうやって責めを愉しんでいると、彼が自分の指を舐めてぬるついたそれを乳首に滑らせてくる。
「うああっ!! あ、あ、ああっ……!! アッ……アァッ!!」
 つい喘いでしまうと、すぐさま口を塞ぎにかかってきて、ぢゅうぢゅうと唇を吸われつつ、されるがままにいじられていると、突然彼が顔を上げたと思ったら、ヨダレを零し落としてきたので舌で受け止め、ごぐっごぐっとのどを鳴らして飲み下す。
 生温かくて、ぬるついてる。そして甘い。まるでヨダレじゃないみたいだ。だが、この生温かさはヨダレ以外の何物でもなく、三度ほど口に落ちてきたソレを飲み干すと、また口づけてきてナカを舌で探られる。
 俺もそれに応えるつもりで舌を伸ばし、彼の舌と絡みつかせて舌に乗ったヨダレを啜り、ぢゅぢゅうっと音を立てて唇を吸う。そして何度も啄むように唇を吸い、舌を外へと出して彼の舌と絡め、舌を口の外へ出してれろれろと上下に動かして柔らかで生温かな彼の舌を愉しむ。
 口づけが解かれると、彼はまた乳首を舐め始め上目遣いでこちらを見ながら舌を出して美味そうに舐めしゃぶる姿は淫猥としか言いようがなく、実にそそられる。乳首も漏れなく気持ちよく、思わず「あぁー……!!」と声が出てしまった。
 すると口から乳首を離した彼が舌を出したまま皮膚を辿り、胸を滑って首へ行き着き、舌を出して迎えるとすぐにでも吸いついてきて舌を絡ませ合いながらヨダレを啜り、また絡ませる。
 しかし、エロいキスだ。いつの間にこの人、こんなにエロくなったんだろう。俺か、俺が仕込んだのか。初めはだって、初心だったもんなあ……それが、今やこんなにいろいろなことを覚えて俺にいろいろ仕掛けてきたりして、後がどうなるか、分かってるのか? めちゃくちゃにしてやりたいって、俺が考えてるって分からないのか音之進さんは。
 そんなことを考えながら舌をベロベロに舐めていると、今度こそ俺のパジャマのズボンを脱がしにかかり、足から下着ごとひん剥かれてしまい、彼にギンギンに勃ったチンポを晒すことになってしまう。
「すごい、でっかい……あ、やらしい汁がすごい、垂れてる。月島ぁ、コレどうして欲しい? ん? 言ってみろ」
 返事をする前に俺の足の間に身体を置き、バッキバキに勃ってることに悦びでも感じたのか笑顔になって、早速チンポを片手で持ち、べろりべろりと舐め始める。
「うあっ……!! あ、はあっ、おと、の、しんさんっ……!!」
「うふふ、んむ、んむ……はあっ、つきしま……んぐんぐっ、んぐうっ!!」
 のど奥深くまで咥え込むストロークは気持ちが良く、じんじんと股間から快感が溢れてくる。彼の顔が上下して口のナカで愛されるたびに、射精感が高まっては俺に射精を強いてくるが、ここで負けてはならない。
 だがしかし、音之進さんは夢中になって必死に頭を上下させて激しいストロークを繰り出してきて、じゅぼじゅぼ音を立てさせながらチンポを責めてくる。
 止めさせなければならない、これは。休みでもいいから一旦入れたい。
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