デキる月島は今日も憂鬱~金曜日の夜編~
そして今度は体勢逆転して俺が彼に馬乗りになり、唇を奪う。するとすぐに舌が伸びてきて、絡ませ合いながら彼との拙いキスを愉しむ。
ここまで乗ってくると、さすがにキスにも熱が入るのか若干だけど上手くなる。というより、煽るのが上手くなるの間違いか。
とにかく互いの唇をぢゅうぢゅう吸い合いながら口を離して息をして、そしてまた口づけることを繰り返す。
その間にも彼の手はまたパジャマをたくし上げてきていて、乳首をさらさらと柔らかく撫でたり、乳輪を指で辿ったりと忙しい。
というか、暑い!
ボタンを留めたままがばっとパジャマの上を脱ぎ、改めて彼に覆いかぶさり、伸びてくる両手をベッドに縫いつけてまた乳輪含め乳首をしゃぶる。
舌を出してわざといやらしく見えるように舐めてみると、彼が甘い息をしきりに吐きながら喘ぎ始めた。
「ああっああっ!! あっあっ、き、気持ちいっ、気持ちいっ!! あっ、んっ、あっ! つきしまっ!!」
今度はお返しとばかりに彼の口のナカへと指を突っ込み、ナカを掻き混ぜるとヨダレが溢れ出てきて、それすらも掻き回す勢いで指をしきりに突っ込みまくる。
因みに、目線はずっと彼の顔だ。音之進さんはこういう時、本当にいい顔をする。妖艶なほど色っぽいそれに、俺は毎回、やられてしまうのだ。
乳輪含め乳首を舐めしゃぶりながらの口責めはなかなかにイイらしく、指についた彼のヨダレをしゃぶりながら、ひたすら両乳首とも舌を出してべろべろに舐めたくってやると、彼の顔が赤さを増し、つい調子に乗ってのど奥まで指を挿れてしまうと「ぐくっ……!!」と苦しそうな声を出したがいやがっている風でもない。
そんな彼の口を指で犯しながらヨダレで濡れた指を舐める。……背徳的だが、燃える。
片手で勃った乳首をピンッピンッと弾きながら口を犯すと、彼がこんなことを要求してきた。
「んっんんっ、ああっ、はあっ、欲しい、つきしまの、ヨダレ……もっとちょうだい。もっと、もっとがいい」
その要望に応えるべく、指で口を拡げぽたぽたと何滴も彼の口にヨダレを零すと、幾度ものどを鳴らして飲み下しているがさらに「欲しい」と言ってくる。
「はあっはあっ、だめ、もっと、もっと欲しい。いじわるするな月島っ、ん、もっと……」
さらに多くヨダレを零してやると、彼は舌を出して受け止め、それを追うようにして口づけてやり、唇へと吸いついて舌をれろれろと上下に動かす。
その間も、両手は乳首をいじり胸筋で膨らんだ胸を揉みたくりながら、彼の味を堪能する。
やはり、美味い。この味はこういった場でしか味わうことができないからそう思うのかもしれないが、とにかくクセになる甘さだ。
じっとりと熟した果実のような、濃い砂糖水のようなそんな甘さが舌全体に拡がる。
もっと彼を味わいたくてたまらなくなり、最後に唇をぢゅぢゅうっと吸ってから乳首をしゃぶった後、彼の足をM字に折り曲げて股間を避けて内ももに舌をしきりに這わせる。
もうベロベロだ。
彼はやはり肌も甘く、夢中になって足にしゃぶりつく。
そしてその勢いのまま、下着の上から彼の股間を舐めると、舌に布地が当たりその膨らみは彼がかなり興奮していることを教えてくれる。
「んんっ、んああああっ!! ああっああっ、き、気持ちイッ、気持ちいっ!! あっあっやっあっ!」
暫く股間を舐め、興奮させてから身体を伸び上がらせ唇に吸いつくと、すかさず両手が伸びてきて頬を包み込まれてしまい、積極的に口づけてきたのでそれに乗る形でぢゅるぢゅる音を立てさせながら、彼の舌と自分の舌とを絡めてヨダレを啜り、唇を吸い合いながら場の雰囲気を高めていく。
ふっと唇が離れると、すかさず彼のおねがいが入る。
「ちょうだい……おねがい」
そう言って差し出してくる舌の上にヨダレを零し落とし、舌と舌を触れ合わせヨダレが糸引く様を彼に見せつけてから、また口に吸いつき舌を彼の咥内へと差し挿れ、べろりべろりと舐めながらまた唇を吸うと、彼も応戦してきて吸い合いになる。
そして散々口づけした後、若干満足したので彼から下着を奪い、足から引っこ抜くと布地が勃ったチンポに引っかかってびいんっと勢いよく飛び出てきてそれは、彼の腹に当たり跳ね返ってくる。
「あは、はあっ、あは、あはっ、ん、舐めて……つきしま、舐めて」
自分でチンポを擦りながらそうおねがいをしてくる彼に愛おしさを覚え、すぐにしゃぶってもいいが未だ、彼を感じたかったので一旦股間から離れ、彼の横へと回り、首の後ろに腕を差し入れて口づけを仕掛ける。
そして片手はカウパー液でぐしょ濡れになったペニスをゆるゆると扱いてやる。すると、彼の身体がビグッと跳ね上がった。
「あはぁっ……!! あっああっ、はあっはあっはあっはあっ、やっ、いやだ、気持ちいっ、気持ちいっ!! あっあっ、つきしまぁっ!!」
手でいじりやすいように、彼は自分で両足の内ももに手を差し入れて閉じないようにしてくれたため、会陰にも手が届くしタマも触ることができる。
彼の陰部は熱く火照っていて、エロい汁が絶え間なく先端の小さな孔からトロトロと零れ落ち、彼の腹に池を作る。
「ん、んっ、んうっんんっ、はあっはあっはあっはあっ……あっあっあっあっ、あぁっ……!!」
潤いは充分だったが、口づけの合間に指を舐めて彼のチンポをぎゅっと握り、上下に動かすとうっとりとした表情を見せ、ヨダレの糖度が増す。
そのヨダレを二人の口のナカで捏ね回すようにして舌を使い、彼の舌を絡め取って上下にれろれろと動かしてやるとぐちゅぐちゅと湿った音が立つ。
この音も、充分な興奮材料だ。彼にもそう思ってもらいたい。