架空のお仕事ss

 秘密を守る仕事に就いた。

 誰にでも必ずひとつは秘密がある。その軽重に関わらず、何かを秘しておくことは多大なストレスだ。私は秘密とともに、その人の精神的負担をも共有する。

 職務の性質上、毎日が危険と隣り合わせだが、そのスリルも込みで、私はこの仕事を愛している。

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