架空のお仕事ss
星のまたたきを数える仕事に就いた。
夜空のよく見える丘に寝転がり、手にカウンターを持って目を凝らす。星は生涯にまたたく数が決まっているから、その寿命を把握するのに必要なのだとか。
慣れてきたら、またたきの音が聴こえるよ、と先輩が言っていた。
澄んだ、綺麗な音だろう。

夜空のよく見える丘に寝転がり、手にカウンターを持って目を凝らす。星は生涯にまたたく数が決まっているから、その寿命を把握するのに必要なのだとか。
慣れてきたら、またたきの音が聴こえるよ、と先輩が言っていた。
澄んだ、綺麗な音だろう。
