古生物学者、妖怪を掘る 鵺の正体、鬼の真実
【読む前】
前の本(ネット怪談の民俗学)とほぼ同じ経緯です。ただ私は妖怪大好きであまり怖いとは思っていないので、こちらは純粋に楽しめると思います。古生物学者の観点で妖怪について紐解くって楽しそう。
【読了後】
多分多くの人がこの本を手に取った時に「あの妖怪は実はxxxだった!」的なのを期待するかと思うので肩透かし感がある人も多いかと思うのですが、著者の意図はこの本によって新たな議論を喚起することなのでまあ、そこを詰めるのではなく「文献とその時代の生物分布を照らし合わせると、あの妖怪はこういう動物だった可能性が高い、んだけどそう考えると矛盾もあるんだよな」という、あくまで著者の考えだよ〜もっとみんなで議論する余地のある分野だからやろうよ〜!という呼びかけだと捉えるといいかな。
あと、「創作するにあたってファンタジーとしていろんな動物の要素をとりあげるのはいいとして、でもそれと現実世界とのある程度の相関関係を理解した上での意味付けができるかどうかは物語の説得力に関わってくるよ」(要約)というのは本当にそうだなと頷けました。
例えば、ツノを生やす動物って現実的には植物食だけど、フィクションの中でツノが生えてるキャラを肉食に設定するなら何かしらの意味付けをすると説得力が増すよ、ということ。
前の本(ネット怪談の民俗学)とほぼ同じ経緯です。ただ私は妖怪大好きであまり怖いとは思っていないので、こちらは純粋に楽しめると思います。古生物学者の観点で妖怪について紐解くって楽しそう。
【読了後】
多分多くの人がこの本を手に取った時に「あの妖怪は実はxxxだった!」的なのを期待するかと思うので肩透かし感がある人も多いかと思うのですが、著者の意図はこの本によって新たな議論を喚起することなのでまあ、そこを詰めるのではなく「文献とその時代の生物分布を照らし合わせると、あの妖怪はこういう動物だった可能性が高い、んだけどそう考えると矛盾もあるんだよな」という、あくまで著者の考えだよ〜もっとみんなで議論する余地のある分野だからやろうよ〜!という呼びかけだと捉えるといいかな。
あと、「創作するにあたってファンタジーとしていろんな動物の要素をとりあげるのはいいとして、でもそれと現実世界とのある程度の相関関係を理解した上での意味付けができるかどうかは物語の説得力に関わってくるよ」(要約)というのは本当にそうだなと頷けました。
例えば、ツノを生やす動物って現実的には植物食だけど、フィクションの中でツノが生えてるキャラを肉食に設定するなら何かしらの意味付けをすると説得力が増すよ、ということ。