ネット怪談の民俗学

 この本を読んで、ネット怪談というものの共同構築という側面を知ることができた。
 そもそも、あまり知らない界隈の話ではあったが、決められた結末が用意されているわけではなく、それに参加した人たちで紡いでいくというのは非常に面白いと思う。そうした相互作用的なところを、今後の創作に取り入れて生かすことができたらいいなと思う。
 これまでほとんど触れずにきたネット怪談という分野だが、この本を一冊読み通すことで、その大まかな流れや「生態系」がわかってきた。怖がりなこともあって避けてきたが、今後はただ怖がるのではなく、ネット怪談全体の流れの中でどのように位置付けられるのかなど、別の視点から触れてみることが可能になるかもしれない。
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