ユメイキュウツツ
TOP
はじめに
プロフィール
活動履歴
更新履歴
作品ガイド
書架
画廊
ストーリートーク
ブログ
相互リンク
コメント返信
ダイレクトメッセージ
リンク
彼岸へ
暗い方へ降りてゆく。微かな水音が耳に届く。いつから、こんなに狭くじめじめした通路を歩いているのだろう。
思い出せないまま、開けた河原に出た。
呆気に取られていると、小さな舟の上から男が手を差し出す。なぜだか渡すものを分かっている私の手は、ポケットの中から小銭を取り出した。
六文銭――。
1/1ページ
前へ
次へ
スキ
しおり
ページ一覧
表紙
本棚
TOP
読者登録
このサイトの読者登録を行います。
読者登録すると、このユーザーの更新履歴に新しい投稿があったとき、登録したアドレスにメールで通知が送られます。
ログインして読者登録
非会員で読者登録