戦闘開始!

 ラメ入りド派手なピンクビニールプールが俺と銃弾の雨との間に割って入り、ひとしきりその衝撃を受け流すこと数十秒。
「特注品が……」と呻いたのは、やはりピンクビキニ姿の少女だ。
 ひょんなことであらゆる方面から命を狙われることになったぼくの唯一の守り手は、背負った水鉄砲をカッコよく構えた。
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