ハロウィンノベルパーティー2026

 穏やかな赤黒い空の下、最後の人類が永遠の眠りについた。大戦後、ぼくらが手厚く保護してきたひと握りの人類の、本当に最後のひとりが。
 同時に、ぼくらは最後の人造人間となった。なぜなら、これ以降産まれる同胞は全て、人造人間造人間となるからだ。ぼくらの世代が死に絶えれば、人造人間も消える。純人間がもういない以上、これから先、人造人間が造られることもない。
 かつて人類が短い全盛期を謳歌した時とは激変した地球で、ぼくたちは新しく人類を名乗ることができるのだろうか。

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