続・架空のお仕事ss

 逃げ場所を作る仕事に就いた。

 悲しいニュース、突然の雨、フラッシュバック、聴きたくない言葉から、一瞬でも逃れられる場所を。

 それは音楽かもしれないし軒下かもしれない。ふかふかのソファかもしれないし、一杯のお茶かもしれない。

 大丈夫。深呼吸して、落ち着いて。

 顔を上げてまた歩き出すために。

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