続・架空のお仕事ss

 春の妖精を保護する仕事に就いた。

 妖精は各々の季節を司るが、年々、その分布に偏りが見られるようになってきた。春の妖精と秋の妖精は中でも稀少で、特に保護が必要だ。

 見つけ次第、大きな花の家や春らしいアイテムを用意してやらなくては、夏の気配にあてられて弱ってしまう。

 彼らは儚いのだ。

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