雪子姫の城を改めて見直しているんだけど、色々と気がつくことがある。

　堅牢な城なのは、雪子自身が"囚われのお姫様"という意識や、実家である天城屋旅館への反発(洋風←→和風)とかが現れている。

　あと最上階の謁見の間じみたところにあるものが、白雪姫とか茨姫が眠るようなベッドではなくて、王様とか女帝が座る『玉座』であるということが、雪子の悩みに関して一番大切なところを表しているように見えた。
　雪子の悩みって結局は"周りの言いなりになるのではなく、自分の未来を決めたい"だったから、彼女は自分の人生=城から逃げるのではなく、城を取りしきる城主になりたかったのだなぁと。

　以上、思いつきの考察でした！