Moment 夢主🌜の真冬の格好は、

・小豆色のトレンチコート
・山吹色に近いオレンジ色のマフラー(おろしたて。購入時、「あったかそうだな」と手に取った瞬間に、なぜか陽介を連想してほんわかした)

　なのだが、一年生のころ初めてそれを見た陽介が、「焼き芋みてぇ」「むー、そう言われればそんな気が……焼き芋の匂いの香水でもあれば、再現性が高まるか？」「なにクオリティあげようとしてんだ。ありんこタカるからやめとけ」「えーー、美味しそうでいいではないか。焼き芋は私も好きだし」「どう頑張っても食えねーだろ！　んならジュネスに売ってるからソッチにしなさい。……でもあったかそうだよな、そのカッコ。つか、そのマフラー似合ってんじゃん」「そ、そうなのか？」と雪積もる帰り道をテコテコ歩くシーンが降ってきた。

　そして、寒がる陽介にカイロを渡し、自分の身につけていたマフラーを巻いて「ああ、やっぱり。君は私に似合うと言ってくれたけれど、明るい色は花村の方がよく似合うな」と言って陽介を真っ赤にさせるのが🌜クオリティー。