切々端々《きれぎれはしばし》
モヤッとすること
2023/11/28 22:13その他
よくX界隈で「花村陽介は小西先輩のことずっと引きずっててほしい」って言われるとなんかモヤッとする。
そんなにあなたたちは小西先輩に囚われて苦しむ陽介が好きなのかと。なぜ、陽介がその苦い過去を一区切りつけて、幸せになっていてほしいと思えないのか、と。
そりゃあ佐都だって、花村陽介という一人の男の子にとって、小西先輩という女性の存在がどんなに大切なものかは分かっていますし、小西先輩を忘れられないほどに思っている情の深さが彼の魅力でもあるというのはは分かりますよ?
でも……で、も! それをずっと……ずっと引きずっててほしいっていうのは絶対に納得できません!
だって、それじゃあ陽介はずっと苦しいままじゃないですか。佐都は陽介が苦しむ姿なんて本編軸くらいでもう十分です。彼はたくさんたくさん、ままならない八十稲羽で自分の弱さや理不尽を課す周囲に苦悩してそれでも諦めずに前に進んできました。
だから……もう陽介が苦しい思いをするのは、佐都は本編くらいで十分です。
なので、本編終了後は小西先輩の件も(もちろん忘れたりはしませんが)どこかで一区切りをつけて、彼にとって幸せな道を歩んでほしい、と思っています。
そしてあわよくば、心の奥に刻まれた小西先輩のことも受け入れてくれるような懐の深い女性と出会って、幸せな恋をしてほしいです。
すみません興奮しました。
ただあんまりにも、『小西先輩のことで苦しむ陽介』が癖という意見を多く耳にしてしまいまして、「え、なに? もしや私の考え方っておかしい?」と、こんがらがった思いを吐き出したかったのです。
ともかく言いたいことはこうです。
きっと本編の花村陽介という男の子の心には、小西早紀という女性が遺した残酷な傷跡がずっとあり続けて、ときに開いて血を流すのだろうけど。
もし、もし叶うのならば、その傷口から目を逸らさずに痛み止めの薬と清潔な包帯を巻いて、血が滲んだのなら甲斐甲斐しく取り替えて、その傷が癒えるように寄り添ってくれる人が、
そして癒えたとしても残ってしまうであろう傷跡を、そっと優しく撫でて、何も言わずに微笑んでくれる人が、彼のそばにいてほしい。とずっと佐都は思っています。
そんなにあなたたちは小西先輩に囚われて苦しむ陽介が好きなのかと。なぜ、陽介がその苦い過去を一区切りつけて、幸せになっていてほしいと思えないのか、と。
そりゃあ佐都だって、花村陽介という一人の男の子にとって、小西先輩という女性の存在がどんなに大切なものかは分かっていますし、小西先輩を忘れられないほどに思っている情の深さが彼の魅力でもあるというのはは分かりますよ?
でも……で、も! それをずっと……ずっと引きずっててほしいっていうのは絶対に納得できません!
だって、それじゃあ陽介はずっと苦しいままじゃないですか。佐都は陽介が苦しむ姿なんて本編軸くらいでもう十分です。彼はたくさんたくさん、ままならない八十稲羽で自分の弱さや理不尽を課す周囲に苦悩してそれでも諦めずに前に進んできました。
だから……もう陽介が苦しい思いをするのは、佐都は本編くらいで十分です。
なので、本編終了後は小西先輩の件も(もちろん忘れたりはしませんが)どこかで一区切りをつけて、彼にとって幸せな道を歩んでほしい、と思っています。
そしてあわよくば、心の奥に刻まれた小西先輩のことも受け入れてくれるような懐の深い女性と出会って、幸せな恋をしてほしいです。
すみません興奮しました。
ただあんまりにも、『小西先輩のことで苦しむ陽介』が癖という意見を多く耳にしてしまいまして、「え、なに? もしや私の考え方っておかしい?」と、こんがらがった思いを吐き出したかったのです。
ともかく言いたいことはこうです。
きっと本編の花村陽介という男の子の心には、小西早紀という女性が遺した残酷な傷跡がずっとあり続けて、ときに開いて血を流すのだろうけど。
もし、もし叶うのならば、その傷口から目を逸らさずに痛み止めの薬と清潔な包帯を巻いて、血が滲んだのなら甲斐甲斐しく取り替えて、その傷が癒えるように寄り添ってくれる人が、
そして癒えたとしても残ってしまうであろう傷跡を、そっと優しく撫でて、何も言わずに微笑んでくれる人が、彼のそばにいてほしい。とずっと佐都は思っています。