製作裏話
「Lotus in the mud (幕間編)」の裏話
2023/01/03 10:58こんにちは。佐都です。
ご閲覧いただきありがとうございます。
年の暮れも更新したのに、今日もまた更新しました。雪子のお話がいい感じに仕上がっていたからですね。去年の佐都ありがとうね。
今回は「Lotus in the mud」の「幕間 千枝と彼女とビフテキと」および「幕間 雪子と彼女とテスト勉強と」の裏話。今回も2本立て。夢主と陽介を取り囲む、同級生2人のお話。陽介は不在です。
気軽にネタバレをしていきますので、作品をお読みになったほうが楽しめるかと存じます。
それではどうぞ。
=====<一応の切り取り線>=====
執筆動機は「同級生2人が夢主をどう思っているのかあきらかにする」でした。これから、陽介と夢主を取り囲むメンバーである千枝ちゃんと雪子ちゃんが、夢主をどんな風に見ているのかな? そんな回でございました。
ペルソナ4につきましては、最推しは言わずもがな陽介なのですが、コミュ相手は一人を除いてみんな好きです。
(一人除かれたのは足立氏。彼にだけは特殊な感情を抱いている。12月は毎回、彼の下にサンタ衣装で殴り込みに行き、ランダマイザをかけた上でアギダイン・メギドラオン・ガルダイン・八艘跳びを放ちたくなる感情をなんと名付ければいいんでしょう? めちゃくちゃ人間臭くて嫌いではないのですが……。閑話休題)
でも、夢小説書いてる身の上からすると、やっぱり主役の陽介について考える機会も量も多くなりますので、他の人物に対しての解像度が甘いものではないか心配になります。解像度高い目を向けられているかなぁ……。
そんな疑問を持ちながらも、今回執筆した結果がこの通り。2人とも見解の差はあれど、夢主を友人だと思ってくれているみたいです。良かった。
まずは、千枝ちゃん編
社交的な千枝ちゃんは、夢主にとって人間関係について相談できる友人です。夢主は、明るくててらいのない社交性を持った千枝ちゃんを尊敬しています。
私は彼女を、『人懐っこくてお肉が大好きな、友達想いで正義感が強い女の子』という解釈。生まれ育った八十稲羽が大好きなところも好きです。きっと、稲羽の自然のなかでのびのびと走り回ったからこそ、彼女のパワフルなフィジカルが出来上がったのだと思います。
というわけで、外で修行を終えたらクヨクヨしてる夢主を発見、惣菜大学で一緒に買い食い。という流れになりました。結果、友達想いで、気遣いができる面が強調されました。
千枝ちゃんって、陽介には親しさからくる無遠慮さがありますが、それ以外の子にはちゃんと細かい気遣いができる素敵な女の子だと私は思っています。
続いて、雪子ちゃん編。
夢主は、雪子ちゃんを「勉強が好きな友人」だと捉えています。雪子ちゃんは似た境遇でなおかつ『逃れたいもの』を抱く、けれど自分の足で逃れようと努力する夢主に、憧れのような感情を抱きました。
彼女は本編開始後の成長具合がすごいですから、そこを潰してしまわない接し方を夢主がしてくれて、安心しました。夢主は基本、その人の将来はその人が決めるものと考えています。
そして、雪子ちゃん、あなたは本当に笑いのツボが分からない。本編とかの爆笑シーンを参照したけれど、本当に分からないよ……。けれど、彼女を描く限りはきちんとどうして笑ったのかその仕組みを明らかにしないといけません。
なので佐都の足りない頭を持って考察した結果、『宴会のお座敷で発生するような、明らかに準備の足りない、もしくはお気軽な小道具で間に合わせた、笑えるのか笑えないのか分からない微妙な前座・一発芸のような行動・言動』となりました。(鼻眼鏡・爆笑大魔王・髪を黒く染め眼鏡をかけた完二くん・P4Uのクマ総統etc ……)夢主の行動で大笑いしたのは、行動が乗り気でない一発芸みたいだったからです。
こういう笑いのツボであったり、修学旅行でのクラブ・エスカペイドで意外と悪ノリが好きな一面を考えると、旅館を身近に育った雪子ちゃんらしいし、彼女は複雑な想いはあれど、本当に旅館が好きな子なのだなと思います。ゆえに彼女が旅館を継ぐのは本編通じて必然だったように思われました。
雪子のお話では、ちょっとだけ夢主の身長について言及されました。夢主の身長は162cm。雪子より3cm低いです。
陽介との身長差は13cmになります。いつか佐都の気が向けば、プロフィールも明かすかもしれません。
ここからは本編とは関係ない。自分の気付きをまとめた記載になります。ご満足な方はブラウザバックお願いします。ここまでお読みくださってありがとうございました!
=====<再登場の切り取り線>=====
小説を書いていると、自分でも意図しなかったものに気がつく機会がたくさんあります。
例えば、陽介と夢主。陽介はヘッドフォン、夢主はマウンテンパーカーと、両者との外見的に目立つ特徴があります。この二つ、形状はまったく違うのですが『他人を心のなかに踏み込ませない』象徴としての意味合いが共通していると、最近気がつきました。
元々夢主になんでパーカー着せたかと言いますと、『個性的なP4G の登場人物に紛れても浮かない外見的な特徴が欲しかったから』『防風・防水・ポケットが多いなど、多機能なマウンテンパーカーは、様々な事態を想定する心配性な彼女が身につけていそうだから』という理由からです。
執筆当初はまったく気がつかなかったので、本当に驚きでした。
その他にも、先程記した雪子ちゃんのように原作キャラの考察で新しい発見があったりと、形はどうあれ2次創作って、自分が好きな世界を深掘りしているようでとっても楽しいと思う今日この頃でした。ただ、ときどき彫り上げた解釈の土くれが我が身に降りかかり、土石流に巻き込まれるみたいに、身体を引きちぎられんばかりと揉まれる。
それでは、今回の裏話はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!
ご閲覧いただきありがとうございます。
年の暮れも更新したのに、今日もまた更新しました。雪子のお話がいい感じに仕上がっていたからですね。去年の佐都ありがとうね。
今回は「Lotus in the mud」の「幕間 千枝と彼女とビフテキと」および「幕間 雪子と彼女とテスト勉強と」の裏話。今回も2本立て。夢主と陽介を取り囲む、同級生2人のお話。陽介は不在です。
気軽にネタバレをしていきますので、作品をお読みになったほうが楽しめるかと存じます。
それではどうぞ。
=====<一応の切り取り線>=====
執筆動機は「同級生2人が夢主をどう思っているのかあきらかにする」でした。これから、陽介と夢主を取り囲むメンバーである千枝ちゃんと雪子ちゃんが、夢主をどんな風に見ているのかな? そんな回でございました。
ペルソナ4につきましては、最推しは言わずもがな陽介なのですが、コミュ相手は一人を除いてみんな好きです。
(一人除かれたのは足立氏。彼にだけは特殊な感情を抱いている。12月は毎回、彼の下にサンタ衣装で殴り込みに行き、ランダマイザをかけた上でアギダイン・メギドラオン・ガルダイン・八艘跳びを放ちたくなる感情をなんと名付ければいいんでしょう? めちゃくちゃ人間臭くて嫌いではないのですが……。閑話休題)
でも、夢小説書いてる身の上からすると、やっぱり主役の陽介について考える機会も量も多くなりますので、他の人物に対しての解像度が甘いものではないか心配になります。解像度高い目を向けられているかなぁ……。
そんな疑問を持ちながらも、今回執筆した結果がこの通り。2人とも見解の差はあれど、夢主を友人だと思ってくれているみたいです。良かった。
まずは、千枝ちゃん編
社交的な千枝ちゃんは、夢主にとって人間関係について相談できる友人です。夢主は、明るくててらいのない社交性を持った千枝ちゃんを尊敬しています。
私は彼女を、『人懐っこくてお肉が大好きな、友達想いで正義感が強い女の子』という解釈。生まれ育った八十稲羽が大好きなところも好きです。きっと、稲羽の自然のなかでのびのびと走り回ったからこそ、彼女のパワフルなフィジカルが出来上がったのだと思います。
というわけで、外で修行を終えたらクヨクヨしてる夢主を発見、惣菜大学で一緒に買い食い。という流れになりました。結果、友達想いで、気遣いができる面が強調されました。
千枝ちゃんって、陽介には親しさからくる無遠慮さがありますが、それ以外の子にはちゃんと細かい気遣いができる素敵な女の子だと私は思っています。
続いて、雪子ちゃん編。
夢主は、雪子ちゃんを「勉強が好きな友人」だと捉えています。雪子ちゃんは似た境遇でなおかつ『逃れたいもの』を抱く、けれど自分の足で逃れようと努力する夢主に、憧れのような感情を抱きました。
彼女は本編開始後の成長具合がすごいですから、そこを潰してしまわない接し方を夢主がしてくれて、安心しました。夢主は基本、その人の将来はその人が決めるものと考えています。
そして、雪子ちゃん、あなたは本当に笑いのツボが分からない。本編とかの爆笑シーンを参照したけれど、本当に分からないよ……。けれど、彼女を描く限りはきちんとどうして笑ったのかその仕組みを明らかにしないといけません。
なので佐都の足りない頭を持って考察した結果、『宴会のお座敷で発生するような、明らかに準備の足りない、もしくはお気軽な小道具で間に合わせた、笑えるのか笑えないのか分からない微妙な前座・一発芸のような行動・言動』となりました。(鼻眼鏡・爆笑大魔王・髪を黒く染め眼鏡をかけた完二くん・P4Uのクマ総統etc ……)夢主の行動で大笑いしたのは、行動が乗り気でない一発芸みたいだったからです。
こういう笑いのツボであったり、修学旅行でのクラブ・エスカペイドで意外と悪ノリが好きな一面を考えると、旅館を身近に育った雪子ちゃんらしいし、彼女は複雑な想いはあれど、本当に旅館が好きな子なのだなと思います。ゆえに彼女が旅館を継ぐのは本編通じて必然だったように思われました。
雪子のお話では、ちょっとだけ夢主の身長について言及されました。夢主の身長は162cm。雪子より3cm低いです。
陽介との身長差は13cmになります。いつか佐都の気が向けば、プロフィールも明かすかもしれません。
ここからは本編とは関係ない。自分の気付きをまとめた記載になります。ご満足な方はブラウザバックお願いします。ここまでお読みくださってありがとうございました!
=====<再登場の切り取り線>=====
小説を書いていると、自分でも意図しなかったものに気がつく機会がたくさんあります。
例えば、陽介と夢主。陽介はヘッドフォン、夢主はマウンテンパーカーと、両者との外見的に目立つ特徴があります。この二つ、形状はまったく違うのですが『他人を心のなかに踏み込ませない』象徴としての意味合いが共通していると、最近気がつきました。
元々夢主になんでパーカー着せたかと言いますと、『個性的なP4G の登場人物に紛れても浮かない外見的な特徴が欲しかったから』『防風・防水・ポケットが多いなど、多機能なマウンテンパーカーは、様々な事態を想定する心配性な彼女が身につけていそうだから』という理由からです。
執筆当初はまったく気がつかなかったので、本当に驚きでした。
その他にも、先程記した雪子ちゃんのように原作キャラの考察で新しい発見があったりと、形はどうあれ2次創作って、自分が好きな世界を深掘りしているようでとっても楽しいと思う今日この頃でした。ただ、ときどき彫り上げた解釈の土くれが我が身に降りかかり、土石流に巻き込まれるみたいに、身体を引きちぎられんばかりと揉まれる。
それでは、今回の裏話はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!