製作裏話
Momento 「マレビト~」の製作裏話
2023/03/13 19:41 こんにちは。佐都です。
ご閲覧いただきありがとうございます。
はい。『執筆に時間がかかる』とか言いながら新しい話を挙げた計画性のない人間はこちらです。読者の皆様、混乱させて申し訳ありませんでした。🙇♀️
最近は名作少年マンガ『鋼の錬金術師』を読んでおりました。男の人もカッコいいんですけど、私が好きなのはオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将。佐都はこういう男女とか超越した次元で強い女性が大好きです。あと主従に弱い私はランファンさんがドツボ。男の人はなぁ……ホーエンハイムさんかなぁ。人外に片足を突っ込んだホーエンハイムさんが行き着きたかった場所が、佐都の好みでしかなかった。マスタング大佐は指パッチンと部下と親友想いなところがカッコよかったです。リザさんと一生バディしててほしい。あとバディ・アベック・幼馴染み問わず出てくる男女全員一途なところが好感高い作品でした!
さて、前置きは終わりにしまして、今回は「客人〈マレビト〉来たりき」の裏話。
気軽にネタバレをしていきますので、作品をお読みになったほうが楽しめるかと存じます。
よろしければお気軽に、スキボタンをポチリと。もし感想をいただけたなら、光栄です。どちらにしろ作者の励みになります。
それではどうぞ。
=====<一応の切り取り線>=====
執筆動機は「当社番長=鳴上悠くんのおひろめがしたい」&「どんな感じで作品を描いていくのか提示したい」みたいな感じでした。
本当は夢主の加入まで書き上げてから順次投稿するのが良いかと思ったのですが、どうしても当社番長をいずれ縁を築く人々と会わせたくて、公開に踏み切りました。タイトルの『まれびと』とは民俗学の用語ですね。異郷からまれに訪れてくる神または聖なる人のことで、その土地に祝福を授けてくれる存在なのだそう。漢字では『客人』『稀人』と書きます。番長くんベルベットルームの客人だし、『希望』の『希』が入ってるからぴったりかな。ということでタイトルにしました。
当社番長君の性格は、アニメとマンガの悠くんと総司くんをまぜこぜにした感じです。 あと一人ぎみな幼少期を過ごしてきたので、片親で似た境遇の菜々子ちゃんを気にかけています。それから、わりと言いたいことをちゃんと言う性格になったのは佐都としてはビックリしました。素直な子なのかもしれない。佐都自身もまだ出会ったばかりなので、これからどんな風に動くか楽しみではあります。
さて、独自解釈番長、夢主による影響、台詞の加筆など「もはやこんなんP4じゃねぇ!」と怒れる方がおりましたら、お目汚しを失礼いたしました。こうなりましたのは佐都が「P4のノベライズみたいな夢小説が読みたい」と望んだがゆえ。
流れとしてはコミカライズを参考に、悠・陽介・夢主の語りを中心に(シャドウ戦はキャラによる独白もあるやもしれません)物語を展開していきたい所存です。
もう、原作:P4と認識していただいた方が良いかもしれない。
ただし、夢主に恋愛的な意味で絡むのは陽介だけ。作者の力量にそれしか書けない。どうぞご留意ください。
さて大雑把な原作との相違点とか、佐都が思ったことについて。
●陽介が自転車で転ばない。
バレンタインに夢主からの忠告「悪天候の日に自転車を漕ぐな」を守ったからです。急いでいたのは、小西先輩にアルバイトの集合写真を渡したかったからという裏設定があります。外伝コミカライズ「the magician」で、このあと小西先輩に写真を渡している描写があるので。これにともない、千枝ちゃんの「成龍伝説」も無事でした。
●諸岡先生と久保を切り捨てる夢主
「なにやってんだお前」と佐都も困惑しました。一応どちらも理由を書きますと、諸岡に対抗したのは時間がヤバイという理由と同時に、「下宿先に迷惑をかけたくない」という悠の考えに共感したのもあります。久保に関してはかなり口が悪く容赦がない対応に踏み切りました。これは雪子に危害を加えられそうになったうえ、陽介をバカにされて苛立ったゆえです。
●夢主の妹 佳菜ちゃんと菜々子ちゃん
お友だちです。ここらへん、『Lotus』で書ければ良かったなぁと後悔しております。本編で描く予定がないので裏話にさせていただきますが、佳菜ちゃんと菜々子ちゃんの仲がいいのは「菜々子ちゃんが容姿で周りから浮いていた佳菜ちゃんと仲良くしてくれたのがきっかけ。お母さんを無くしたばかりの菜々子ちゃんに佳菜ちゃんがいつも通りに接してくれて、さらに仲良くなった」という経緯があります。佳菜と菜々子ちゃんの仲がいいので、夢主の母 水奈子さんも菜々子ちゃんと面識があります。
●菜々子ちゃんと番長の距離が原作より近い。
悠くんが菜々子ちゃんに好意的だったがゆえですね。わざわざ目線を屈めて挨拶してくれたり、用意した朝ごはんを美味しいと言ってくれたり、家事を手伝ってくれたり、学校に迎えにきてくれたり。出会ったばっかりですがそうしたこともあって、急速に仲良くなりました。
●陽介のファインプレー
要所要所でいい活躍しやがる。雨に打たれた瑞月の頭拭いたり、クラス替えで安心した夢主の肩ポンポンしたり、事件・事故現場にトラウマのある夢主を一人で帰らないよう取り図らったり、結果的に番長が菜々子と帰れるような展開つくったり、お前なんなん?? 気遣いの達人か? 知ってた。と愕然としとりました。
●夢主についての予告
『Moment』のあらすじや事件現場への過剰反応、『Lotus』でちょいちょい仄めかされてんですが、夢主の過去とシャドウは悲惨です。一応思春期に持ちそうな悩みを参考にしてはいますが、ダークファンタジー好きの佐都の歪んだ性癖が詰め込まれているのでご注意を。一応、シリアスのつもりで書いているのですが、『Lotus』が日常の仲で育まれる男女の友情の話だったので、いきなりのシリアスに読者さまを驚かせないためにも予告しておきます。
とりあえず当社悠くんと当社陽介がどんな感じで相棒になるかまでは書きたいです。ガンバレ佐都。
それと「ストーリートーク」っていうフォレストページ+独自の機能が気になったので『客人〈マレビト〉来たりき』の番外編として、「君の声 2011/4/12」を公開。その日の夜に陽介と夢主が交わした会話を書いてみました。甘々かな?
初めてチャット式の小説書きました。チャット小説って難しいんですね……。でも、これはこれで2人のやりとりをリアルタイムで見ているようで楽しいです。ご興味のある方はご覧ください。
それでは、お読みくださってありがとうございました!
ご閲覧いただきありがとうございます。
はい。『執筆に時間がかかる』とか言いながら新しい話を挙げた計画性のない人間はこちらです。読者の皆様、混乱させて申し訳ありませんでした。🙇♀️
最近は名作少年マンガ『鋼の錬金術師』を読んでおりました。男の人もカッコいいんですけど、私が好きなのはオリヴィエ・ミラ・アームストロング少将。佐都はこういう男女とか超越した次元で強い女性が大好きです。あと主従に弱い私はランファンさんがドツボ。男の人はなぁ……ホーエンハイムさんかなぁ。人外に片足を突っ込んだホーエンハイムさんが行き着きたかった場所が、佐都の好みでしかなかった。マスタング大佐は指パッチンと部下と親友想いなところがカッコよかったです。リザさんと一生バディしててほしい。あとバディ・アベック・幼馴染み問わず出てくる男女全員一途なところが好感高い作品でした!
さて、前置きは終わりにしまして、今回は「客人〈マレビト〉来たりき」の裏話。
気軽にネタバレをしていきますので、作品をお読みになったほうが楽しめるかと存じます。
よろしければお気軽に、スキボタンをポチリと。もし感想をいただけたなら、光栄です。どちらにしろ作者の励みになります。
それではどうぞ。
=====<一応の切り取り線>=====
執筆動機は「当社番長=鳴上悠くんのおひろめがしたい」&「どんな感じで作品を描いていくのか提示したい」みたいな感じでした。
本当は夢主の加入まで書き上げてから順次投稿するのが良いかと思ったのですが、どうしても当社番長をいずれ縁を築く人々と会わせたくて、公開に踏み切りました。タイトルの『まれびと』とは民俗学の用語ですね。異郷からまれに訪れてくる神または聖なる人のことで、その土地に祝福を授けてくれる存在なのだそう。漢字では『客人』『稀人』と書きます。番長くんベルベットルームの客人だし、『希望』の『希』が入ってるからぴったりかな。ということでタイトルにしました。
当社番長君の性格は、アニメとマンガの悠くんと総司くんをまぜこぜにした感じです。 あと一人ぎみな幼少期を過ごしてきたので、片親で似た境遇の菜々子ちゃんを気にかけています。それから、わりと言いたいことをちゃんと言う性格になったのは佐都としてはビックリしました。素直な子なのかもしれない。佐都自身もまだ出会ったばかりなので、これからどんな風に動くか楽しみではあります。
さて、独自解釈番長、夢主による影響、台詞の加筆など「もはやこんなんP4じゃねぇ!」と怒れる方がおりましたら、お目汚しを失礼いたしました。こうなりましたのは佐都が「P4のノベライズみたいな夢小説が読みたい」と望んだがゆえ。
流れとしてはコミカライズを参考に、悠・陽介・夢主の語りを中心に(シャドウ戦はキャラによる独白もあるやもしれません)物語を展開していきたい所存です。
もう、原作:P4と認識していただいた方が良いかもしれない。
ただし、夢主に恋愛的な意味で絡むのは陽介だけ。作者の力量にそれしか書けない。どうぞご留意ください。
さて大雑把な原作との相違点とか、佐都が思ったことについて。
●陽介が自転車で転ばない。
バレンタインに夢主からの忠告「悪天候の日に自転車を漕ぐな」を守ったからです。急いでいたのは、小西先輩にアルバイトの集合写真を渡したかったからという裏設定があります。外伝コミカライズ「the magician」で、このあと小西先輩に写真を渡している描写があるので。これにともない、千枝ちゃんの「成龍伝説」も無事でした。
●諸岡先生と久保を切り捨てる夢主
「なにやってんだお前」と佐都も困惑しました。一応どちらも理由を書きますと、諸岡に対抗したのは時間がヤバイという理由と同時に、「下宿先に迷惑をかけたくない」という悠の考えに共感したのもあります。久保に関してはかなり口が悪く容赦がない対応に踏み切りました。これは雪子に危害を加えられそうになったうえ、陽介をバカにされて苛立ったゆえです。
●夢主の妹 佳菜ちゃんと菜々子ちゃん
お友だちです。ここらへん、『Lotus』で書ければ良かったなぁと後悔しております。本編で描く予定がないので裏話にさせていただきますが、佳菜ちゃんと菜々子ちゃんの仲がいいのは「菜々子ちゃんが容姿で周りから浮いていた佳菜ちゃんと仲良くしてくれたのがきっかけ。お母さんを無くしたばかりの菜々子ちゃんに佳菜ちゃんがいつも通りに接してくれて、さらに仲良くなった」という経緯があります。佳菜と菜々子ちゃんの仲がいいので、夢主の母 水奈子さんも菜々子ちゃんと面識があります。
●菜々子ちゃんと番長の距離が原作より近い。
悠くんが菜々子ちゃんに好意的だったがゆえですね。わざわざ目線を屈めて挨拶してくれたり、用意した朝ごはんを美味しいと言ってくれたり、家事を手伝ってくれたり、学校に迎えにきてくれたり。出会ったばっかりですがそうしたこともあって、急速に仲良くなりました。
●陽介のファインプレー
要所要所でいい活躍しやがる。雨に打たれた瑞月の頭拭いたり、クラス替えで安心した夢主の肩ポンポンしたり、事件・事故現場にトラウマのある夢主を一人で帰らないよう取り図らったり、結果的に番長が菜々子と帰れるような展開つくったり、お前なんなん?? 気遣いの達人か? 知ってた。と愕然としとりました。
●夢主についての予告
『Moment』のあらすじや事件現場への過剰反応、『Lotus』でちょいちょい仄めかされてんですが、夢主の過去とシャドウは悲惨です。一応思春期に持ちそうな悩みを参考にしてはいますが、ダークファンタジー好きの佐都の歪んだ性癖が詰め込まれているのでご注意を。一応、シリアスのつもりで書いているのですが、『Lotus』が日常の仲で育まれる男女の友情の話だったので、いきなりのシリアスに読者さまを驚かせないためにも予告しておきます。
とりあえず当社悠くんと当社陽介がどんな感じで相棒になるかまでは書きたいです。ガンバレ佐都。
それと「ストーリートーク」っていうフォレストページ+独自の機能が気になったので『客人〈マレビト〉来たりき』の番外編として、「君の声 2011/4/12」を公開。その日の夜に陽介と夢主が交わした会話を書いてみました。甘々かな?
初めてチャット式の小説書きました。チャット小説って難しいんですね……。でも、これはこれで2人のやりとりをリアルタイムで見ているようで楽しいです。ご興味のある方はご覧ください。
それでは、お読みくださってありがとうございました!