製作裏話

「Lotus in the mud(八十稲羽の休日編)」の裏話

2023/01/21 15:27
こんにちは。佐都です。
ご閲覧いただきありがとうございます。

1/19 Switchにて「P4G」&「P3P」リマスター版発売おめでとうございます!!
高画質&大画面で特捜隊に会えるなんて思ってもみませんでした。みんなのコミュを振り返れるアルバム機能も楽しみですね! あとこれでご新規のファンが増えて、あわよくば夢書き様が現れないかなぁとぼんやり思っております。まだ見ぬprsn夢が、わがまま言うなら陽介夢が見たい。読みたい。

今回は「暴露」の裏話。また賛否両論あるであろうお話です。
気軽にネタバレをしていきますので、作品をお読みになったほうが楽しめるかと存じます。
 よろしければお気軽に、感想・スキボタンよろしくお願いします。作者の励みになります。

 それではどうぞ。



=====<一応の切り取り線>=====



執筆動機は「陽介が夢主が隠している過去に感づく出来事を書く」でした。

それにやりたかったこと、「魔術師コミュ1で出てきたムカつく主婦たちを撃退する」という悲願をやってのけました。佐都は陽介コミュをやるたびにあのシーンに登場する主婦たちをぶん殴ってやりたくなります。(突然の暴力)

書きたかったのはそれくらいなのですが、夢主は自身の価値観を明かしたり、陽介がそれを受け入れたり、陽介が今までの見せなかった弱いところを明かして、夢主の言葉に涙したりと忙しい回になりましたね。

ホントに執筆者である佐都ですら予想外なんですよ、このお話。
執筆当時は夢主が貞子になるなんて思っていなかった。なぜ彼女は貞子になったか。
ここは後々、補足で書きましょう。

ではまず小ネタ。

瑞月と陽介が話していた映画は『マトリックス』です。主人公役のキヌア・リーブスが後方に腰を思いっきり反らして銃弾を避けるシーンが有名なヤツの一作目です。それはそうと、人類の解放を目的として強大な敵に少数で戦いを仕掛ける人間たちの覚悟と奮闘はアツいものがありますよね!
本当は『ジョン・ウィック』という殺し屋の復讐映画にしようかと思ったのですが、「ヒーロー願望の強い陽介だったら、人類解放のために戦う『マトリックス』じゃね?」と思って変更しました。主演男優は一緒です。

作中で登場する公園。
外伝作品『ペルソナ4 キリノアムネジア』で出てきた児童公園になります。何かに使えたらと思っていました。

個人的に、陽介が泣いたところで読者の皆さまに叱られないかビクビクしてます。陽介が涙を見せるのは番長だけだと思ってる方はすみません。一睡の夢だと思ってどうぞ、ご容赦くださいませ。

では、ここからは夢主語りになりますので、苦手な方は避難をお願いします。
それでは、ここまで読んで下さり、ありがとうございました!



=====<再登場の切り取り線>=====


引き続き、お読みいただきありがとうございます。


夢主が貞子の真似をした理由について。
主婦たちを黙らせるのに、最もそれが効果的だと思ったからです。

夢主は、敵対者を黙らせる手段を、大まかに「相手が提示した条件をクリアする」「肉体的もしくは社会的な生殺与奪権を握る/あるいは握っていると錯覚させる」「相手のコンプレックスといった痛いところを刺激する(報復の恐れがあるため積極的にはやらない)」に分類しています。恐ろしい人だ。

今回、陽介を謗った主婦たちには「肉体的もしくは社会的な生殺与奪権を握る/あるいは握っていると錯覚させる」手段を用いました。
ゆえに、幽霊の類いを装って主婦たちの身に危険が及ぶかもしれないと脅したんですね。
文中で明かされていますが、主婦たちが『夢主を知らない人間だと判断した事実』と『青い瞳、黒く長い髪という、夢主の身体的特徴』を利用したのです。

 もし主婦たちが夢主について知っていたら、コーヒーの入ったスチール缶を主婦たちの目の前で握りつぶした上で、丁寧に不快になった理由を説いて『さっさと失せろ』と丁寧に言うでしょう。スチール缶を握り潰す女子高生なぞ噂になったとしても世迷い言ですから、夢主にはノーダメージ。

 それと彼女の行動原理が少し明らかになりました。彼女が身につけた白蓮の花言葉の1つは「救済」です。

それでは、最後までお読みくださってありがとうございました!

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