天使第七巻のスキャン作業をしながらの雑感

 扉絵がいつ描かれたのかは不明ながら、執筆期間は1997年4/13~10/10の高校二年生時の作品。

 いよいよクライマックスの雰囲気。他と同じくB100枚キャンパスノート使用ながら収録は2話のみ。しかも十八章の続きと、番外編という取り合わせ。第七巻では物語はちょっとしか進展しないってことです。と言いながらも、クライマックスであり、18章としての盛り上がりと終結である上に終章20章につながる、ザ・本編中の本編の本筋である。終幕へのうねりの中に入ったと感じる力のある章。つまり、作者が考えて書いたのではなく、湧き上がったものである。マグマはあっさりプロットを飲み込んでいったので、終わってから作者ボーゼンである。湯冷ましに、残りのページを番外編にしたと思われる。あと、本編に登場したもののそこまで語られていない新キャラを掘り下げるための話が欲しかったのもある。当時は中でもミチルとニガロの絡みが見たかったんじゃないかと思われる。

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