長からむ〜藍染様お誕生日記念2025〜
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「異動!?どうしてまた!?」
五番隊の隊士達が、綾華を囲んで騒いでいた。
あの麗々とした髪がなくなってしまったことより、任務上のことが先に上がるのが、五番隊の真面目な隊風である。
綾華は席官ではなかったが、席官の執務室と平隊士の執務室をつなぐ重要な任に就いていて、もう間もなく席官になろうという時期にさしかかっていた。彼女がいないと、席官も平隊士も任務が立ち行かなくなる者がいるのである。
「別に執務室の行き来をしている隊士は私だけじゃないし、これからは他の人を頼って。」
彼女は控えめに笑って場を鎮めようとした。襟足を刈るまで短くした髪は、その短さでも艷やかで美しさを失っていなかった。
うなじもあんなにも美しかったのか、と、藍染は遠巻きに彼女を見て、何とも言えない感慨と共に思った。手には、席官を通じて手渡された、彼女の八番隊への異動願が握られていた。女性隊士は少なく、良い働きをするので、京楽はそれを分かっていて、上辺は女好きをよそおい、彼女を喜んで受け入れるだろう。
彼女は藍染とのことを、生涯口にしなかった。
藍染と早々と離れた彼女は賢明だった。
藍染は後に、謀反人となったのである。