火鉢〜藍染様お誕生日記念2026〜
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藍染派一党は、護廷十三隊との戦いに敗れた。
あの藍染が負けるとは、藍染派一党の者は誰も思わなかった。虚夜宮での贅沢で優雅な、王侯のような暮らしも、長くは続かなかった。依莉は毎日白いドレスをまとい、女王然としていた。藍染と、夜毎戯れた、愛おしい記憶が胸を焼く。
旅禍の少年達が侵入し、やがて護廷十三隊が侵攻して、虚夜宮を藍染に任されたウルキオラが敗れ、宮殿が陥落するまで、依莉達は必死で戦った。斬魄刀は刃こぼれして斬ることが出来なくなり、白いドレスは血と泥で汚れ、ズタズタになった。刀傷とあがる息で、苦しくてたまらなかった。そんな時に、側に藍染がいなかった。藍染から頼まれたものを守りきれなかったことが、死ぬより辛かった。
自刃しようとした時、攻め入ってきた死神に、簡単に峰打ちを食らわされ、それを阻止された。疲れ切っていて、抗うことが出来なかった。薄れゆく意識の中、周りの仲間達も同じことになっていると分かった。生き残れば、死よりも辛い運命が待っているだろう。
もう、藍染のことしか、考えられなかった。