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植物型コンパニオン改造記録

 あぁくそ!
 卵シーケンサーの項目を迂闊に同生物で確認するのではなかった!
 まさか別の卵を用いようとも、同じ惑星で採取した同じ系列の動物であればAで書き換えた遺伝情報がBにも同じように反映するなんて誰が思う物か!
 おかげで001が体躯やデータだけは巨大サイズの、実寸が極小生物というスーパージャンプ台になってしまったではないか!!!!
 改めて変化の様子を確認するためにも別のサンプルが必要だ。
 それとも、このままこの個体系列を用いて実験を行い、これとは別の系列で完成品を作るべきだろうか。
 むしろその方が改造結果は安定するのか…?
 それとも、同じ形の生物でも惑星が違えば素材の結果も変わるものなのでしょうか。
 全く困ったものです……まさかこんな事になるだなんて…。
 とりあえずは、あと2,3のサンプルを探索し捕獲できるよう用意をしつつ、この個体で投入素材の確認を行っていこうと思います。

 そして、現状がこう。体色100%の割合でのエメリル投入で、雌蕊や雄蕊にあたる部位が紫色へ変化いたしました。
 エメリルはどうやらこのサンプルにとっては青系統への変色を促すもののようですね。
 加えて、がくや背中中央の葉の赤みがかった変色もみられるので、一概にそうだとは言えぬのでしょうか。
 まだまだ検証が必要なようです。
 design

 そして002にあたる個体には、ホルモン増加の項目で100%の酸素を7回投与して、この個体での最大値であるクソでかコンパニオンになるよう調整いたしました。
 投入量も突き詰めればメーターが動かなくなるようです。
 次回の孵化で生まれるであろうでっかいコンパニオンが楽しみですね。
 あとついでに体色の項目で再びエメリルを100%で一回、神経キャリブレータ―でフロストクリスタルを「役に立つ」を上げるために48%で二回、活性化エメリルを「穏やかさ」上昇の為に100%で2回、プラチナを「自立心を下げ、献身的さを上げる」ために100%で七回投入いたしました。
 どうせくるってしまったならもうこういう走り書きでOKですよ。ええ。後でこれでこうなるってわかればいいのです。わかれば。
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