種族一覧
・ヒューマン
宇宙の中で最も人口の多い種族。
特筆すべきは環境への適応力の高さと、繁殖能力の高さ。
筋力や魔力はさほど強くはないが、数によるカバーがきかせやすい。
そのためか、ほとんどの星のほとんどの地域で見かける事が可能。
場合によっては、独自の進化を遂げる程の適応力を見せる事もある。
・フェリータ
星によって、フェアリー、エルフ、ダークエルフ、妖貴、等と呼ばれている事がある。
総じて背が高く、耳が長くとがっていて、非常に魔力適性が高いのが特徴。
また、魔力を扱う性質上長命であったり、見目の優れたものが多い事も特徴といえる。
環境適応力、繁殖能力共に低めで、ある一定の土地にとどまり文明を築いていることがほとんど。
・ドワーフ
非常に小柄で、筋肉質でありながらも器用な指先を持つ種族。
繁殖能力はそこまで高くはないが、環境適応力がヒューマンの次に高い。
また、マグマから地熱を通って揮発する炎属性のマナとの相性が非常に良いため、多くは山岳地帯や地底都市等に生息している。
火炎魔法を用いた金属加工や宝石類の錬成が得意であり、同時にそれらの技術を守り継ぐ為の戦闘技術もちらほらと発展している。
戦士としての素質に優れたものが多いが、人口の内8割は職人である。
・ウォービースト
獣類の特徴を色濃く受け継ぐ人間種。
猫や犬に鼠といった哺乳類や鳥類、爬虫類、両生類等、地域や星によって先祖が違う場合もあり、さまざまな分類分けがされている。
総じて祖先の動物の生態を特技としており、戦士として頭角を現す獅子族の男性もいれば、踊り子として名をはせる鳥類の女性も居る。
生息域は祖先の種によっては様々だが、星によってはほかの種族と同じエリアで共存していることもある。
環境適応力はそれなりで、繁殖能力もそれなり。
・マーレイスト
魚類等、水生生物を祖先とした人間種。
肺の他に鰓が生えており、水陸のどちらでも問題なく生活ができるが、ほとんどは水の中で生活をしている。
環境適応力、繁殖能力共にヒューマンと並び立つほど高いものの、他の生物との生存競争が厳しい事が多く、成体まで育つ個体は多くはない。
ウォービーストと違い、はっきりと鱗が生えているものがほとんど。
また、各種ひれが腕や背中、頬に足などに残っている者もおり、下半身はまるまる魚という個体も存在する。
・不死なるもの
元人族でありながら、不老と不死性を獲得した個体群。
種族ではなく、個人個人の成しえた進化の形であるため、共通する呼び名はない。
・妖鬼
ある一定地域の星にのみ見られる準人間種。
生存が困難なほどのマナ濃度のエリアでヒューマン達が進化した結果、ほとんどが人らしい姿を手放すこととなってしまった。
角が生えていたり、背中に翼が生えているものなどはまだ人に近しいもので、肉の削げ落ちた髑髏の姿であったり、木そのもの、ぼろい紙切れのようなものなど、器の形は千差万別。
魂が超高密度のエネルギー体であり、本体である核として成立している。
なのでマナを少しいじくるだけで幻影を纏うことも可能なのだが、それが本当に人の形をしているかどうかは個人個人の技量と知識による。
時折フェリータと一緒くたにされていることがあるが、これらはまったくの別人種である。
あちらは肉の器があり、こちらは肉の器を捨てざるをえなかったものである。
・神
今はほとんど神話の中、もしくは砂時計の空になったむこう側にしか存在しない精神体であり、星と同等もしくはそれ以上のエネルギーを有する存在。
一体一体が完結した存在であり、それぞれが世界を運営するためのエネルギーや情報の処理機構でもある。
宇宙の外郭である砂時計をひっくり返す毎に、キャッシュ削除とアップデートを行っている。