名前
　ヴェンツェル
グループ
　夜明けの鐘（宵闇の翼

年齢　　青年
種族　　ヒューマン
クラス　戦士（殺人鬼

備考
　白露亭の稼ぎ頭の一人。
夜明けの鐘という、白露亭内部で結成されている冒険者グループに所属している。
元貴族のボンボンであり、今は放蕩する記憶が飛ぶほどひどい目にあったどこぞの息子、と言うのが周囲の予想。
その予想を裏付ける様に、丁寧かつ品位の保たれた言動しかしない男。
実際元貴族ではあるのだが、彼の名で調べてもろくに記録が出てこない。
その為、仲間内ではさるお方の隠し子で継承戦争から脱落させる為に貴族の位と記憶を剥奪されただとか、あまりの美貌で国を傾けかねないから泣く泣く親は彼を放逐し記録も消しただとか云々カンヌンとあるのかもわからない噂を作られている。
そして本人は面白がってそれを放置している。
基本はクールな性格で何かに動じることもあまりなく、常に冷静に場を見つめる夜明けの参謀。
とはいえ。
優雅ななりで大型の武器を振り回し、時に興奮の余り味方に斬りかかる事もあるバトルジャンキーな一面を持ち合わせているので、戦闘時はこの限りではない。
仲間内で「貴族のままであれば本来目覚めるはずのなかった才能」と呼ばれる一面。






という、一部おもいっきり本性が漏れ出てる、というかあまり隠す気のない建前を持つ。
宵闇の参謀であり、殺人衝動に欲情までする殺人鬼。
誰かを嬲るときが一番楽しく、興奮する事も隠さない。
ヴィンスとは素材提供の関係でつるんでいた。彼が殺し、ヴィンスがそれを利用する。
余った素材や使い終わった素材はヴィンスの趣味に。
何事もWin-Winに、利害一致の契約関係こそ重視すべきで、感情に流されてはせっかくの趣味も台無しである。
そう考えているからこそ、時折見せるヴィンスの病的なまでの恋や、ギルバートの捨てきれぬ愛には若干の嫌悪を見せている。
なにあれこわい。

なお、実際元貴族である事は間違いないし、放逐されているということも間違いでは無い。
その経緯が違うだけで。