あなたの好きなところを五十音
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「大丈夫か?凛」
「ごめんね、冬獅郎」
「謝ってほしいわけじゃねぇよ」
私と同じぐらいの身長である彼の背中におぶられる
ちょっとした事故で、数段の階段からおっこちたので
大人しく四番隊に向かっているところである
「私の不注意というか、なんというか」
「まぁ、なんで俺を庇ったんだって話なんだよな」
「だって……怪我してほしくないじゃん」
「……ばーか」
っしょ、とはずみ
少しずり落ちたおしりが上がって視界が少しだけいつもより高い。
そういえば、だけど
「冬獅郎におんぶされるの、なんか……」
「……なんだよ」
「落とさないって約束する?」
「場合による」
「じゃーーーいわない」
「首が締まる」
ぎゅぅぅと腕に力が入り
首元に回していたから、冬獅郎の首を絞めていた
「思ったよりも安定感があった」
「………落とすぞ」
「やめてって、」
「ったく………」
おんなじぐらいの身長だし、体重はもしかしたら
冬獅郎のほうが軽いかもしれないから
怪我したら危ない、とか思っちゃって……
「前に、射場副隊長が鍛錬をするんだ!って
私のことおんぶしながら、100段ぐらいの階段のぼってたんだけど」
「……目に浮かぶな」
「モノすっごい安定感だった」
だけど、冬獅郎がおんぶしてくれて
冬獅郎の背中に体重を預けているのは
安定感というよりも、安心感が勝っている
「で、俺の背中はどうだ?」
冬獅郎は気づいて聞いていると思う
射場副隊長と比べて、安定感はあるのか、
はたまたないのか。
答えは先程だしたのだが……
「思ったよりも安定感はあったし、
それと」
「それと?」
「それにまさる安心感がある」
「……はっ、そうかよ」
あ、嬉しそうな時の声だ
顔は見えないけど、喜んでいるんだな
「冬獅郎」
「……今度はなんだ?」
「四番隊終わったら、七番隊まで届けてくれる?」
「それはしねぇな」
「ケチ」
「足痛めてんだ。俺のそばに置いとく」
なんとびっくり。
意外な展開で、また、ぎゅっと首の回す、力を込める
やめろって、とまだ喜んでいそうな声
「冬獅郎のすけべ」
「凛は落ちたいんだな?」
「やめてってー!」
苦しくならないように力を込めるし、
冬獅郎はまた私を少し弾ませて、おんぶに正しい体勢を取る
「あ、四番隊だ」
「ついたな、」
「降りるよ、」
「なんでだよ、足痛めてるんだから気にすんな」
門がゆっくりひらく。
なんだか急に恥ずかしいくなってきた。
「おや?仲良しだな!」
「浮竹……」
「上に乗っているのは……?」
「七番隊のやつだ」
「十番隊の冬獅郎が運んているのか、そうか
やはり仲良しだな?」
「同期だ、」
恋人であるまえに、確かに同期だ。
答えとしては何も間違っていない
「そうかそうか、仲良しの2人でコレを食べるといい」
「浮竹………」
「うおいしいおまんじゅうだよ、」
子供扱いをされる冬獅郎を見るのが楽しくて、
笑いをこらえているが、ちょっと震えているのが
冬獅郎に伝わってしまう。
「凛、これ以上笑うなら落とすぞ」
「だって、冬獅郎……っ、」
「ははは、悪気はなかったんだけどな!」
浮竹隊長は朗らかに笑う
冬獅郎の首に回した手に持たされるおまんじゅう
予想以上に大きくなっている冬獅郎の背中を感じた
まもなく夕暮れ時のできごと。
「ごめんね、冬獅郎」
「謝ってほしいわけじゃねぇよ」
私と同じぐらいの身長である彼の背中におぶられる
ちょっとした事故で、数段の階段からおっこちたので
大人しく四番隊に向かっているところである
「私の不注意というか、なんというか」
「まぁ、なんで俺を庇ったんだって話なんだよな」
「だって……怪我してほしくないじゃん」
「……ばーか」
っしょ、とはずみ
少しずり落ちたおしりが上がって視界が少しだけいつもより高い。
そういえば、だけど
「冬獅郎におんぶされるの、なんか……」
「……なんだよ」
「落とさないって約束する?」
「場合による」
「じゃーーーいわない」
「首が締まる」
ぎゅぅぅと腕に力が入り
首元に回していたから、冬獅郎の首を絞めていた
「思ったよりも安定感があった」
「………落とすぞ」
「やめてって、」
「ったく………」
おんなじぐらいの身長だし、体重はもしかしたら
冬獅郎のほうが軽いかもしれないから
怪我したら危ない、とか思っちゃって……
「前に、射場副隊長が鍛錬をするんだ!って
私のことおんぶしながら、100段ぐらいの階段のぼってたんだけど」
「……目に浮かぶな」
「モノすっごい安定感だった」
だけど、冬獅郎がおんぶしてくれて
冬獅郎の背中に体重を預けているのは
安定感というよりも、安心感が勝っている
「で、俺の背中はどうだ?」
冬獅郎は気づいて聞いていると思う
射場副隊長と比べて、安定感はあるのか、
はたまたないのか。
答えは先程だしたのだが……
「思ったよりも安定感はあったし、
それと」
「それと?」
「それにまさる安心感がある」
「……はっ、そうかよ」
あ、嬉しそうな時の声だ
顔は見えないけど、喜んでいるんだな
「冬獅郎」
「……今度はなんだ?」
「四番隊終わったら、七番隊まで届けてくれる?」
「それはしねぇな」
「ケチ」
「足痛めてんだ。俺のそばに置いとく」
なんとびっくり。
意外な展開で、また、ぎゅっと首の回す、力を込める
やめろって、とまだ喜んでいそうな声
「冬獅郎のすけべ」
「凛は落ちたいんだな?」
「やめてってー!」
苦しくならないように力を込めるし、
冬獅郎はまた私を少し弾ませて、おんぶに正しい体勢を取る
「あ、四番隊だ」
「ついたな、」
「降りるよ、」
「なんでだよ、足痛めてるんだから気にすんな」
門がゆっくりひらく。
なんだか急に恥ずかしいくなってきた。
「おや?仲良しだな!」
「浮竹……」
「上に乗っているのは……?」
「七番隊のやつだ」
「十番隊の冬獅郎が運んているのか、そうか
やはり仲良しだな?」
「同期だ、」
恋人であるまえに、確かに同期だ。
答えとしては何も間違っていない
「そうかそうか、仲良しの2人でコレを食べるといい」
「浮竹………」
「うおいしいおまんじゅうだよ、」
子供扱いをされる冬獅郎を見るのが楽しくて、
笑いをこらえているが、ちょっと震えているのが
冬獅郎に伝わってしまう。
「凛、これ以上笑うなら落とすぞ」
「だって、冬獅郎……っ、」
「ははは、悪気はなかったんだけどな!」
浮竹隊長は朗らかに笑う
冬獅郎の首に回した手に持たされるおまんじゅう
予想以上に大きくなっている冬獅郎の背中を感じた
まもなく夕暮れ時のできごと。