あなたの好きなところを五十音
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「ただいまぁ、」
不意に聞こえた声。
これは死神となった兄の声だった
「え?おにいだ」
「あっれ、凛ひとり?」
「うん、今はそうだね」
「まじかー、でもいいや、飯食わせてくれない?」
それは昼時だった。
もうそろそろお昼ご飯の用意をしようかなと
思っていたところの時だった
「え、あ、いいけど」
「オレだけじゃないんだけどいい?」
「そんなに多くないなら、何とかなるかも」
「ん?1人!」
「おにいともう1人ってこと?なら大丈夫」
たしか塩鮭があるから、お昼は簡単にお茶漬けにでもしようかなと思っていた。
5切れあるから、自分を合わせて三人なら大丈夫だろう。
おにいは二切れ食べちゃうんだろうな
「恋次さん、こっちでーす!」
「いいのか?急に」
「はい!妹にも確認取りました!」
おにいの声に反応して、家に入ってきたのは
真っ赤な髪の、腕章をつけていて
もしや、と思った
「悪いな」
「オレの上司であこがれの恋次さん!」
「六番隊、副隊長の阿散井恋次だ
「いつも、兄がお世話になっております。妹の凛です」
すっ、三指をついて頭を下げると、
畏まんなくていいって、と優しい声がした
人は見かけによらないというのも、こういうことだ
「狭い家ですが、どうぞおがりください」
「いらっしゃいませ!恋次さん!」
「ありがとな」
なんだか不思議な感じ。
兄が憧れているという方が家にいる。
兄が憧れた人の真似をして入れたという眉の上の墨
確かに、阿散井副隊長の眉には墨が入っている
「阿散井さんは、卵焼きは甘い派ですか?しょっぱい派ですか?」
「特にこだわりはねぇな」
「わかりました」
客人がいるなら、さすがに塩鮭のお茶漬けだけでは悪いと思って、家に有った卵とほうれん草を使って
卵焼きとほうれん草のおひたしでも作ろう
「おにい、まだ時間かかるけど大丈夫?」
「うん!あとは帰るだけなんだ」
「そうなの?でも、こんな何にもない流魂街にって珍しいね?」
「うん、この先の集落に虚が出てね。調査を兼ねて来たんだけど…予想以上に虚が出てこないで時間がなかったんだ」
「そうだったんだ、この辺じゃご飯食べるところも無かったもんね」
「そう!だったら家に行けば誰かしらいるし何か知ら食べれるかなーって」
ご飯の準備をしがてら、お茶を淹れてお渡しする
「理吉に、いいところがあるって言われたんだが
まさか実家につれてこられるとは思わなかったぜ」
「そうですよね、すみません。兄が……」
「いや、オレも正直腹減ってたから助かったわ」
お茶もさんきゅーな、と優しく笑う。
「簡素なものですが、」
「そんなこと言うなよ、まじで助かってるから」
「後はお口にあえば、ですね?」
パチパチと鮭の焼ける音
隣でほうれん草を茹でてから、卵焼きを作ろう。
塩鮭だから、甘めの卵にして…。
「おまたせしましたぁ、」
「おっ!待ってました!」
「ありがとな」
善に乗せた、鮭茶漬けに甘めの卵焼き
それとほうれん草のおひたしに、昨晩食べていた白和えを出せば完成。
「いただきます!」
「いただきます」
ドキドキと、阿散井さんが、食べる姿を見てしまう
兄はともかく、人様に出していい代物だったのかと
不安になってしまう
「うまいな、卵焼き」
「よかった……」
「凛は料理が昔から上手くて」
「おにいが壊滅的だっただけでしょ?」
「そうとも言うな」
「食わないのか?飯」
「え、あ、私ですか?」
おにいとそんな話をしていたら
阿散井さんが、そう聞いてきたのだ。
もとより一緒に食べるつもりはなかったのだが
「一緒に食わねぇか?」
「……よろしいのですか?」
「当たり前だろ」
いつも、1人で食べることが多かった食事
と、いうのもを
あまり霊力のない家族だったから食べることに執着も無かったのだ。
私はおにい、ほどではないが霊力は家の中であって
自分が生きていくためにも、食べねばならない。
だから、料理もしないもならない。
「では、おじゃまします」
おにいの隣にすわり、お茶漬けを食べる
あぁ、久しぶりに人とご飯を食べている。
一人じゃないんだなって思ったら
「っ、」
「え?、ちょっと凛なんで泣いてるの?」
「なんでだろうね!」
「恋次さんわかりますか!?」
「さぁな、」
人って暖かいなって。
一人じゃないって、ご飯の味がするんだなって。
「まぁ、一つ言えるなら理吉。もう少し妹のことも構ってやれ。飯一緒に食ったりするとイイんじゃねぇか?」
「ええっ!それは別にいいけど……」
「いやいや、いいよ。気にしないで。阿散井さんが、言う通り久しぶりに一人じゃないってご飯だったから嬉しくて」
「……凛。よしわかった!」
「ん?」
「恋次さん!また、飯食いに来てくださいよ!」
なぜそうなった?と、私と阿散井さんは、謎に包まれる。
だけど、阿散井さんはしかたねぇな承諾していた
「凛だっけ?」
「はい、行木凛です」
「また来てもいいか?」
「……はい」
なんだか、くすぐったい約束を交わす
阿散井さんは、私の中では兄の上司という感覚から
イカした眉毛のお兄さんへそっと変更した
不意に聞こえた声。
これは死神となった兄の声だった
「え?おにいだ」
「あっれ、凛ひとり?」
「うん、今はそうだね」
「まじかー、でもいいや、飯食わせてくれない?」
それは昼時だった。
もうそろそろお昼ご飯の用意をしようかなと
思っていたところの時だった
「え、あ、いいけど」
「オレだけじゃないんだけどいい?」
「そんなに多くないなら、何とかなるかも」
「ん?1人!」
「おにいともう1人ってこと?なら大丈夫」
たしか塩鮭があるから、お昼は簡単にお茶漬けにでもしようかなと思っていた。
5切れあるから、自分を合わせて三人なら大丈夫だろう。
おにいは二切れ食べちゃうんだろうな
「恋次さん、こっちでーす!」
「いいのか?急に」
「はい!妹にも確認取りました!」
おにいの声に反応して、家に入ってきたのは
真っ赤な髪の、腕章をつけていて
もしや、と思った
「悪いな」
「オレの上司であこがれの恋次さん!」
「六番隊、副隊長の阿散井恋次だ
「いつも、兄がお世話になっております。妹の凛です」
すっ、三指をついて頭を下げると、
畏まんなくていいって、と優しい声がした
人は見かけによらないというのも、こういうことだ
「狭い家ですが、どうぞおがりください」
「いらっしゃいませ!恋次さん!」
「ありがとな」
なんだか不思議な感じ。
兄が憧れているという方が家にいる。
兄が憧れた人の真似をして入れたという眉の上の墨
確かに、阿散井副隊長の眉には墨が入っている
「阿散井さんは、卵焼きは甘い派ですか?しょっぱい派ですか?」
「特にこだわりはねぇな」
「わかりました」
客人がいるなら、さすがに塩鮭のお茶漬けだけでは悪いと思って、家に有った卵とほうれん草を使って
卵焼きとほうれん草のおひたしでも作ろう
「おにい、まだ時間かかるけど大丈夫?」
「うん!あとは帰るだけなんだ」
「そうなの?でも、こんな何にもない流魂街にって珍しいね?」
「うん、この先の集落に虚が出てね。調査を兼ねて来たんだけど…予想以上に虚が出てこないで時間がなかったんだ」
「そうだったんだ、この辺じゃご飯食べるところも無かったもんね」
「そう!だったら家に行けば誰かしらいるし何か知ら食べれるかなーって」
ご飯の準備をしがてら、お茶を淹れてお渡しする
「理吉に、いいところがあるって言われたんだが
まさか実家につれてこられるとは思わなかったぜ」
「そうですよね、すみません。兄が……」
「いや、オレも正直腹減ってたから助かったわ」
お茶もさんきゅーな、と優しく笑う。
「簡素なものですが、」
「そんなこと言うなよ、まじで助かってるから」
「後はお口にあえば、ですね?」
パチパチと鮭の焼ける音
隣でほうれん草を茹でてから、卵焼きを作ろう。
塩鮭だから、甘めの卵にして…。
「おまたせしましたぁ、」
「おっ!待ってました!」
「ありがとな」
善に乗せた、鮭茶漬けに甘めの卵焼き
それとほうれん草のおひたしに、昨晩食べていた白和えを出せば完成。
「いただきます!」
「いただきます」
ドキドキと、阿散井さんが、食べる姿を見てしまう
兄はともかく、人様に出していい代物だったのかと
不安になってしまう
「うまいな、卵焼き」
「よかった……」
「凛は料理が昔から上手くて」
「おにいが壊滅的だっただけでしょ?」
「そうとも言うな」
「食わないのか?飯」
「え、あ、私ですか?」
おにいとそんな話をしていたら
阿散井さんが、そう聞いてきたのだ。
もとより一緒に食べるつもりはなかったのだが
「一緒に食わねぇか?」
「……よろしいのですか?」
「当たり前だろ」
いつも、1人で食べることが多かった食事
と、いうのもを
あまり霊力のない家族だったから食べることに執着も無かったのだ。
私はおにい、ほどではないが霊力は家の中であって
自分が生きていくためにも、食べねばならない。
だから、料理もしないもならない。
「では、おじゃまします」
おにいの隣にすわり、お茶漬けを食べる
あぁ、久しぶりに人とご飯を食べている。
一人じゃないんだなって思ったら
「っ、」
「え?、ちょっと凛なんで泣いてるの?」
「なんでだろうね!」
「恋次さんわかりますか!?」
「さぁな、」
人って暖かいなって。
一人じゃないって、ご飯の味がするんだなって。
「まぁ、一つ言えるなら理吉。もう少し妹のことも構ってやれ。飯一緒に食ったりするとイイんじゃねぇか?」
「ええっ!それは別にいいけど……」
「いやいや、いいよ。気にしないで。阿散井さんが、言う通り久しぶりに一人じゃないってご飯だったから嬉しくて」
「……凛。よしわかった!」
「ん?」
「恋次さん!また、飯食いに来てくださいよ!」
なぜそうなった?と、私と阿散井さんは、謎に包まれる。
だけど、阿散井さんはしかたねぇな承諾していた
「凛だっけ?」
「はい、行木凛です」
「また来てもいいか?」
「……はい」
なんだか、くすぐったい約束を交わす
阿散井さんは、私の中では兄の上司という感覚から
イカした眉毛のお兄さんへそっと変更した