ハロウィン
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「.....ん...」
「ゃ!!......レイジっ、さん...!?」
「自ら首を差し出すとは...
貴女も相当お好きなようだ。」
「そんな!違っ....!!」
私の言葉を遮って首に牙を立てる。
血が吸われるのを感じて
一瞬浮力感に襲われる。
「こちらは...
そうではなさそうですが?」
「な!レイジさんが無理矢理!」
「嫌だと?」
「それは......んっ.....」
肌から漏れだす赤い血を
遊ぶようになめとり微笑むレイジさん。
私はこの時が、この表情が、
「.......っ、好き.....です。」
「ようやく素直になりましたか。」
首から顔を離して言う。
「ユイ」
「......はい」
「菓子など比べ物にならぬほど、
貴女のその甘い血を私に捧げなさい。
ずっと、私にだけ。」
「はい...!」
甘いキスに誓う永遠の誓約。
ずっと私の血だけを。