ハロウィン
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(ーーー数週間前)
『ねえねえ?
ビッチちゃんはさー?
毎年ハロウィンとか仮装してたのー?』
『か、仮装?』
『そうそう♪
かぼちゃにお化けに...ヴァンパイアとか?』
ヴァンパイアの部分だけ
意味ありげな視線を私に向けた。
んふ、と笑って期待した目で
返答を待つライトくん。
『私は...したことないんだ。』
『ええ?どうして?
ボク、ビッチちゃんの魔女コスプレとか
見てみたいなあと思うよ?
ねえ、しない?
今年はしてみたいと思わない?
思うならー、
ボク、ビッチちゃんに協力してアゲル♡』
ライトくんは明らかに下心のある提案をして
既に興奮し出していた。
でも私自身、興味がないわけではない。
以前ここへ来る前は
教会で毎年ハロウィンを祝っていたし
子供の頃一度だけした仮装を
大きくなってするのは
少し恥ずかしい気もするけど
友達内で仮装し合おう!と
言葉だけの約束をしていたこともあった。
『ねえ?ビッチちゃん?』
『やってみたい!』
『んふ、やった♪
それじゃ、ボクがいいもの選んで...』
『私!買ってきてもいいかな?
買い物しに外出してもいい?』
『.......ビッチちゃん』
『あ、ごめんなさい。』
ーー思わず勢い余って近付きすぎた上に
ちょっとうるさかったかも...。
『はぁ......ビッチちゃんが
そんなに積極的になってくれるなんて、ボク...』
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確実に勘違いされたけど、
このあとライトくんから許可を得て、
次の日こっそり昼間に
仮装アイテムを買い揃えた。