第一夜
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「何を急に...な!.......待ち...」
答えを聞かずに部屋から飛び出した。
ーー自分で言っておきながら
本当に馬鹿だ。
あれじゃただの嫉妬じゃない。
足をとめずに、
広い屋敷を走って、走って、走って、
体力が持たずに薔薇園で息をついていた時だった。
「...お?チチナシじゃねーの?
何してんだよ、こんなとこで」
「...アヤト、くん..」
「なんだお前、息なんか切らして?
走り回ってたのか?」
「う、うん....ハァ」
「へぇ?...なーんか知らねえけど、
お前、今日はレイジんとこ行かねえのかよ」
「...」
「つか、お前さっき行ってなかったか?
喧嘩でもしたのか?面っ白え!」
アヤトくんは本当に面白そうに笑って
...そして急に冷えた目で私を見つめる
背筋がぞくっとして身が強張る。
気温が急に下がったような気がした。
「...んじゃあ、この後は暇って訳か...
お前、走って汗かいてっから
いつも以上に血の匂いしやがるぜ?
はは!喧嘩中ならちょうどいい!
なあ?チチナシ。
俺に血、吸わせろよ。」
「!?」
アヤトくんがいつのまにか私の目の前にいる
5mくらい離れた場所にいたのに
手首を捕まれ引っ張りあげられる。
背伸びしてぎりぎり立てるくらいに。
「いっ、アヤトくん痛い!!」
「はあ?痛くしてんだから、
当たり前だろ!っと」
「あっれー?ビッチちゃんにアヤトじゃない
何々ー?ナニしてるのー?」
「ああ?ライトかよ、くそ。
見りゃわかんだろ。
今いいとこなんだからお前は」
「えー!いいなあ!
僕も入れてよー!」
「なっ!ライトくんまで何言って!」
「えー?だってー、
いっつもレイジばっかり
ビッチちゃんの血吸っててズルいじゃない
僕にも吸わせてよ♪
レイジよりよくしてアゲルよー?」
「んな、バカ野郎!
オレ様が今から吸うんだよ!
てめえは邪魔すんな!」
「へえ?
アヤトは僕より上手くデキるって?」
「当たり前だろうが!
だからてめえは大人しくそこで見とけ!」
「んふ、それもいいねえ...はあ。
レイジのビッチちゃんが
アヤトに吸われて、
その姿を僕にも見られちゃうなんて...
はああ、ぞくぞくしちゃう」
「相変わらず変態だな」
「ふ、二人ともよして!
アヤトくん早く、手離して!」
手を強く引っ張られる痛みも
背伸びしている状態も辛い。
それにこの体勢はなかなか動きがとれない。
レイジさんにこんなところ見られたら...!
「ん?」
「やあ、シュウ」
「なんだ、シュウ、てめえもか」
ーー嘘。
答えを聞かずに部屋から飛び出した。
ーー自分で言っておきながら
本当に馬鹿だ。
あれじゃただの嫉妬じゃない。
足をとめずに、
広い屋敷を走って、走って、走って、
体力が持たずに薔薇園で息をついていた時だった。
「...お?チチナシじゃねーの?
何してんだよ、こんなとこで」
「...アヤト、くん..」
「なんだお前、息なんか切らして?
走り回ってたのか?」
「う、うん....ハァ」
「へぇ?...なーんか知らねえけど、
お前、今日はレイジんとこ行かねえのかよ」
「...」
「つか、お前さっき行ってなかったか?
喧嘩でもしたのか?面っ白え!」
アヤトくんは本当に面白そうに笑って
...そして急に冷えた目で私を見つめる
背筋がぞくっとして身が強張る。
気温が急に下がったような気がした。
「...んじゃあ、この後は暇って訳か...
お前、走って汗かいてっから
いつも以上に血の匂いしやがるぜ?
はは!喧嘩中ならちょうどいい!
なあ?チチナシ。
俺に血、吸わせろよ。」
「!?」
アヤトくんがいつのまにか私の目の前にいる
5mくらい離れた場所にいたのに
手首を捕まれ引っ張りあげられる。
背伸びしてぎりぎり立てるくらいに。
「いっ、アヤトくん痛い!!」
「はあ?痛くしてんだから、
当たり前だろ!っと」
「あっれー?ビッチちゃんにアヤトじゃない
何々ー?ナニしてるのー?」
「ああ?ライトかよ、くそ。
見りゃわかんだろ。
今いいとこなんだからお前は」
「えー!いいなあ!
僕も入れてよー!」
「なっ!ライトくんまで何言って!」
「えー?だってー、
いっつもレイジばっかり
ビッチちゃんの血吸っててズルいじゃない
僕にも吸わせてよ♪
レイジよりよくしてアゲルよー?」
「んな、バカ野郎!
オレ様が今から吸うんだよ!
てめえは邪魔すんな!」
「へえ?
アヤトは僕より上手くデキるって?」
「当たり前だろうが!
だからてめえは大人しくそこで見とけ!」
「んふ、それもいいねえ...はあ。
レイジのビッチちゃんが
アヤトに吸われて、
その姿を僕にも見られちゃうなんて...
はああ、ぞくぞくしちゃう」
「相変わらず変態だな」
「ふ、二人ともよして!
アヤトくん早く、手離して!」
手を強く引っ張られる痛みも
背伸びしている状態も辛い。
それにこの体勢はなかなか動きがとれない。
レイジさんにこんなところ見られたら...!
「ん?」
「やあ、シュウ」
「なんだ、シュウ、てめえもか」
ーー嘘。