第三夜
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答えは見えない、でも、生きてる。
レイジさんはとどめをささなかった。
いや、もしかしたら
とどめをさす価値も...とか
また言われそうだな
そんな風に考えるだけで
ふと笑いが出て、
心が冷えて
涙が出て。
それを何度も繰り返した。
立ち上がることもできないほどの貧血。
惨めにも床を這いずり
入口付近にまで到達する。
ここを出て、何をするとも考えていない。
でも
レイジさんのことしか考えられなくて。
「.........。」
耳なりするほどの静寂。
あれから何時間くらいたったんだろうか?
もしかして一日中寝てた?
わからないけど、わからなくてもいい。
ーーレイジさんに、会いたい。
「......レイジさん」
でももうそれも叶わない。
彼は私をもう必要ないと言うだろう。
実際殺されそうになったんだから。
もしかしたら
まだ私が生きてるってことさえ、
気付いてないだけかもしれない。
私がもう普通の人間じゃないから
生き延びちゃっただけで、
本当なら死んでもおかしくないだろうし。
なら.........
私は死んだって
いや、
死ぬべきなんだ。
「.....。」
近くの机に置いてあるたくさんの凶器。
もう、どれだっていい。
どんな死に方だっていい。
覚悟を決めて一番近くにあるナイフを
自分の胸に突きつける。
「......!」
目を思いきり瞑り、柄に力を加えて
歯を食い縛る。
ーーごめんなさい、レイジさん。
「何してるんですか?」
「...!」
レイジさんはとどめをささなかった。
いや、もしかしたら
とどめをさす価値も...とか
また言われそうだな
そんな風に考えるだけで
ふと笑いが出て、
心が冷えて
涙が出て。
それを何度も繰り返した。
立ち上がることもできないほどの貧血。
惨めにも床を這いずり
入口付近にまで到達する。
ここを出て、何をするとも考えていない。
でも
レイジさんのことしか考えられなくて。
「.........。」
耳なりするほどの静寂。
あれから何時間くらいたったんだろうか?
もしかして一日中寝てた?
わからないけど、わからなくてもいい。
ーーレイジさんに、会いたい。
「......レイジさん」
でももうそれも叶わない。
彼は私をもう必要ないと言うだろう。
実際殺されそうになったんだから。
もしかしたら
まだ私が生きてるってことさえ、
気付いてないだけかもしれない。
私がもう普通の人間じゃないから
生き延びちゃっただけで、
本当なら死んでもおかしくないだろうし。
なら.........
私は死んだって
いや、
死ぬべきなんだ。
「.....。」
近くの机に置いてあるたくさんの凶器。
もう、どれだっていい。
どんな死に方だっていい。
覚悟を決めて一番近くにあるナイフを
自分の胸に突きつける。
「......!」
目を思いきり瞑り、柄に力を加えて
歯を食い縛る。
ーーごめんなさい、レイジさん。
「何してるんですか?」
「...!」