第一夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
コーデリアとの一件が片付き、
私とレイジさんとの関係は
彼女の言った通りより深くなっていた。
それを証明するように、
私はあれから毎晩
呼ばれなくても彼の部屋を訪ねては
要求されることは
言葉通り何でもうなずきこなしていた。
それを彼も嬉しそうに受け入れてくれた。
...しかし、
心にひっかかるものがひとつ。
彼の言葉が何度も頭をよぎる。
『私を退屈させないでください』
『つまらない』
前までは本当に
この生活から逃げたくて、
解放されたくて、怖くて、
何度も何でも拒否していた。
それが面白いとレイジさんは言っていた。
『従順なだけではつまらない』
同じ時を過ごしていても、
血を吸われている最中にも、
私の頭に何度も何度も響く。
1/7ページ