##NAME1##はそれから授業中も先程の話を考えていた

そして委員会の仕事をしている最中もずっと上の空だ
それを見兼ねた雲雀は疑問に思った


「君、さっきから上の空みたいだけどどうしたの？」

『いや…

好きってなんなのかと思って』

「………」


いきなり言ってきた事がこんなことだったので、雲雀は何も言えなかった


「……好きってさ、その人とずっと一緒にいたいとか護りたいって思ったりすることじゃないの？
よく嫉妬とかあるみたいだけどそれも一緒にいたいと思うからでしょ？」


##NAME1##は目を見開いて雲雀を見た


「……何、その顔」

『いや………雲雀さんも人間みたいなこと言うんだなって………』

「何それ
僕を化け物か宇宙人だと言いたいの？」


トンファーを出す雲雀


『ち、違いますっ！！』


##NAME1##は手をブンブンと振る


『…でもそうなのかもしれませんね』


##NAME1##は資料に目を通した