１月３日


今日はリボーンにボンゴレ式ファミリー対抗正月合戦をやるから着物を着て来いと言われ、奈々に着せて貰っていた
それというのも##NAME1##は女性用の着物は余り着ないので着方を忘れてしまったからだ
ついでに髪も結ってもらって外にでた

外にいくとまだ皆移動していなく、玄関前にいた


『綱吉！』


##NAME1##はツナを呼ぶと、皆振り返った


##NAME1##を見た一同は魅入ってしまった

百合を描いた藍色の着物
そして結って項がちらちらと見えた


「っ………………か、可愛い…ね////」


ツナは赤面の顔を知らぬようにして笑いながら言う


『ハハッ
有り難うございます//』


##NAME1##は恥ずかしい気持ちがいっぱいだったが、ツナの一言で余計に照れて恥ずかしくなった
















＊＊＊


場所は変わって此処はとても広い川原だ


「勝っても負けても恨みっこ無しだぜツナ」


ディーノのファミリー、キャバッローネとツナのファミリー、ボンゴレがリボーンを挟んで向かいあっている




一つ目の対決は御神籤(ｵﾐｸｼﾞ)

大吉２点、中吉１点、吉０点、凶－１点、大凶－２点といった点数分け

ボンゴレチームは了平が出る事になった


「これが俺の！！！
やり方だぁあぁ！！！」

了平は箱から沢山の御神籤を引く

そして採点

「大凶、大凶、大凶、凶、大凶、大凶、大凶、凶、凶、大凶

－17点」


キャバッローネは中吉だった

つまり

「－17点対１点」


一気に引き離されてしまった





次、二つ目は羽根つき
勝てば20点だ


ここでは山本が出る事になった
そして相手は何故か元プロテニスプレーヤーのマイケルという人


試合開始して数秒、
･
･
･
結果、ホームランをして負けた




そして次々にやっていくが、全く勝てなく、点数は広がるばかりだった





『綱吉ぃ～
どーすんですか？
こんなに開いちゃ負け同然でしょう』

「ほんとだよー！！
このままじゃ一生借金地獄だ～！！」

『…ん、まぁ……、



　頑張れ』


「無責任だな！！！」


泣き出してしまった


「考えてみたらちょっとシビアすぎるな

大人対子供だ
少しハンデをやってもいいぜ」


リボーン、ツナに言うディーノ


「それもそうだな

じゃあ今までのはチャラってことで」


リボーンの一言で今までの努力は無駄になったキャバッローネファミリー御一行


「かったりーから次で勝った方が優勝な
そのかわり負けたら10億払えよ」

『増えた』


ツナはリボーンの無茶苦茶な言葉に否定するが、ディーノは肯定してしまった




「最後の勝負はファミリー全員参加の餅搗きにすんぞ
俺に旨いアンコロもちを食わせた方が勝ちだ」



「10代目！ここらで一発大逆転といたしましょう！！」

「で…でも」


ツナは勝てるのか心配で敵チームを見ると、作り方がわからないようだった


「さぁ、やりましょう！」

「う、うん！」


ツナは作っている皆を手伝おうとしたが、何か服を引っ張られるような感じがした


『あ、あの…』


見ると##NAME1##が引っ張っているのだとわかった


「ん、何？」

『わ、私……アンコロもちの作り方知らないんですが……』

「え！？」


そこで、ツナは思った

##NAME1##はディーノ達と同じくイタリア人だ
つまり、どんなものかは知っていても作り方までは知らないということ


「そっか！仕方ないもんね！
##NAME1##は休んでていいよ」

『や、ヤダッッ！！！』


##NAME1##はツナの服をおもいっきり引っ張る


「じゃあランボ達と一緒に隠すの手伝って？」

『！　はいっ！！』


##NAME1##はパッと服を離しランボのもとへと走った