夕方になり##NAME1##は学校へと向かった

学校に行くと校門の前で学ランを靡(なび)かせている雲雀がいた


『雲雀さーん！』

「##NAME1##…」


雲雀は##NAME1##の格好を見た
##NAME1##の姿は灰色の胸元が開いた服に白と黒のシマシマのリボンがついたキャミソールの重ね着
下は黒い短パンをはいている

普段の制服姿と、以前見た着物姿しか見た事がなかったので新鮮だ


『何処で食べるんですか？』

「………」

『雲雀さん？』


##NAME1##は雲雀の顔を覗き込む


「………べつに」


雲雀さんは歩き出したので##NAME1##は雲雀について行った







『此処…ですか……』

「うん」


来た場所は商店街の中にあるレストラン
雲雀は戸を開けてどんどん中に入っていってしまったので##NAME1##は慌てて雲雀に続いた

店の人が水を持ってきた時ビクビクしていた
##NAME1##は内心謝る気持ちでいっぱいだった


注文をして店を見回した

店はそんなに鮮やかでもしっそでもなく、煩くなく、ゆったりとしたBGMが流れている
雲雀にあっている店だと思う

二人とも無言だったが空気は重くなく、良かった

注文したﾓﾉがきた

##NAME1##はグラタン、雲雀は和風ハンバーグだ


『…雲雀さんハンバーグ好きなんですか？』

「それがなに」


素っ気なかったがハンバーグを食べる雲雀は嬉しそうだった











食べ終わったが、まだ店にいた

それというのも


『駄目です！自分の分は自分で払いますから』

「僕がいいって言ってるんだからいいよ」


誰が払うかで揉め事になっていた

雲雀は##NAME1##の分も払うといい、##NAME1##は払わなくていいと言っている

終始付かないと思った雲雀は伝票を持ってレジにいってしまった
##NAME1##に暇をあたえる隙もなかった









『今日はなんか色々ありがとうございました』

「べつに僕が誘っただけだよ」


雲雀は##NAME1##をツナの家まで送ってきてくれたのだ


「じゃあね」


雲雀が行ってしまった後も##NAME1##は見送り続けた












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