標的15
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体育祭当日
万全な様子の##NAME1##に顔が青冷めているツナは学校に向かった
『綱吉、顔色悪いですけどどうかしましたか?』
「それが昨日川に落ちちゃって風邪引いたんだ…」
ツナの周りはドヨ~ンとしている
「なのに言い出せなくって
しかもなんか期待されちゃってるし…」
『(ああ)』
期待に押し潰されてるんですね
##NAME1##はまぁ、頑張ってくださいと言って先に行ってしまった
「(##NAME1##って、たまに冷酷だよね…)」
そして体育祭が始まった
まずは100メートル走
山本が100メートル走で陸上部を抜いて1位になった
次は1000メートル走
男子が先に走る
それではBチームが勝った
そして女子
##NAME1##はスタート地点に付く
「位置について」
ドンッ
ピストルが鳴った
##NAME1##はまずは1番後ろについた
一周、二周とずっと1番後ろだ
前頭者が残り一周になった時、##NAME1##はスピードを上げた
一人、二人、三人とどんどん抜かす
最後、前頭者があと数メートルでゴールするところで##NAME1##は抜かした
そのまま##NAME1##はゴール
1位になった
周りからは物凄い歓声
##NAME1##はツナのところにいった
『どうでした?』
まるで子犬のように言う##NAME1##にツナは少し顔が赤くなる
「凄かったよ!」
『フフッ 綱吉に言われて嬉しいです』
周りから見れば恋人のようにも見えた
男子共はダメツナのくせにと思いながらツナを睨んだ
『あ、次借り物競争ですね
行きますね』
「うん
頑張ってね!」
##NAME1##は入場門まで行く
スタート地点に立ち、号令があるまでまつ
「位置について、
よーい」
ドンッ
いつ聞いても煩いと思いながら走り出す
障害物を軽々とこなし、借り物の書いてある紙を取った
紙に書いてあったのは
"風紀委員長"
アナウンスの人が
「おぉっと、我が校のアイドル、金井##NAME1##ちゃんの借り物は何でしょうか!
ちなみに借り物は全て無理難題な物ばかりです」
といっている
無理にも程がありますっ!!!
##NAME1##はアナウンスの人に向かって、心の中で叫んだ
他の走者も驚愕している
100歳のばーさんいるかぁあ!と叫んでいる輩もいた
『(こうなったら仕方ないっ
雲雀さん捜さないとです)』
##NAME1##は辺りを見回す
来賓がいる所や応援席、放送塔などを見る
しかしいない
『(どこ…
そうだ!)』
##NAME1##は応接室を見た
窓から黒いモノが見える
『(いた!!)』
##NAME1##は応接室の下らへんへと走った
『雲雀さんっ!!』
##NAME1##は出る限り声を出して雲雀を呼ぶ
聞こえたのか雲雀がこちらを向いた
##NAME1##はもう一度雲雀さんを呼ぶ
雲雀は##NAME1##に気付き窓から##NAME1##を見下ろす
「…何」
『お願いです!
少し私の用事に付き合ってくれませんか!?』
「なんで僕が」
『雲雀さんしかいないんですっ
お願いしますっ!!!』
##NAME1##は頭を下げる
「……いいよ
そのかわり条件がある」
『いいです!
なんでもしますからっ』
「交渉成立だね」
雲雀は窓縁に足をかけ、飛び下りる
そのまま##NAME1##の横を抜けた
「ほら、1位取れなくていいの?」
雲雀は##NAME1##の方を向き、グランドを指した
指の先にはかなり年をとっていそうな老女とC組の男子
##NAME1##はヤバイと思い、走り出した
雲雀の手をとり物凄い速さで走り出す
これには雲雀も驚いた顔をした
雲雀は##NAME1##に引かれながら走る
そして老女を連れた男子を抜き、ゴールをした