標的8
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次の日
##NAME1##は珍しくツナと登校していた
ツナはよく寝坊するため、##NAME1##は一人で通っているからだ
(ちなみに前一緒に登校したのは山本の入ファミリー試験の時)
「おはよ##NAME1##、ツナ君」
二人の背後から声が聞こえた
『おはようございます!』
「おはよー 京子ちゃん!」
「今日、家庭科おにぎり実習だね!」
京子が##NAME1##に話しかける
『おにぎり実習?……あー、ありましたね』
チリンチリーン
その時、自転車のベルの音が道路に響き渡る
「あ」
「『?』」
「人の恋路を邪魔する奴は毒にまみれて死んじまえ」
変なオーラを出しながら自転車でやってきたビアンキ
##NAME1##はビアンキだ~とのほほんとしている
「どうぞ」
ビアンキは何処からか缶をツナに投げる
ツナはかばんで必死に振り払う
「二人ともいこっ!!」
「え?」
『ふぇっ?』
ツナは##NAME1##と京子の手を取りビアンキから逃げるように学校へと向かって走る
『ええぇえぇぇえ!!?』
その間、##NAME1##の叫び声が聞こえたそうな…
時は過ぎて今は家庭科の時間
「##NAME1##~、おにぎりの具何にする?」
京子が##NAME1##に近寄ってきた
『具?決めてませんけど…京子は?』
「シャケだよ」
『シャケですか~ じゃあ私は梅にしましょー!』
「二人は誰にあげるの?」
今度は花がやってきた
『私は自分で食べようかと』
「私もそうかな」
「二人とも何言ってんのよ!男は皆、二人の食べたいって思ってんのに!」
「そうかなぁ?じゃああげようかな」
『んー、京子のは思ってるかもしれませんけど、私のは思ってないと思いますよ』
そういい苦笑する
「たく、この子は…(鈍感ね)」
花は呆れ、ため息をつく
それを##NAME1##は不思議そうに見る
#NAME1##はその後屋上にきていた
##NAME1##はタンクの上に上り、座っている
隣には先程作ったおにぎりもあった
おにぎりは全部で3つあり、一つはさっき決めた梅、あとの二つは昆布と普通の塩むすびだ
##NAME1##は昆布のおにぎりを持ち、口に運ぶ
しかし一つの声によって食べれなかった
『! 何かようですか?(気配が感じ取れなかった…)』
「君こそこんな所で何してるの?今は授業中のはずだよ」
##NAME1##の前には黒髪に学ランを羽織った切れ目の少年だ
『授業は…もう終わりました』
##NAME1##は持っていたおにぎりを口にする
『(やっぱ昆布はおいしいですね)』
##NAME1##はおにぎりを半分ほと食べて気になった
『何ですか?あまり見られながらっていうのは嫌なんですけど…
あ、これ、食べますか?』
##NAME1##はおにぎりを少年に差し出す
少年は少しの間おにぎりを見つめ、##NAME1##を見る
「いいの?」
『はいっ。どうぞ』
少年はおにぎりを取り、一口食べる
『どうですか?』
「んっ、おいしいよ」
『よかったですっ!』
##NAME1##はホッとし、微笑む
「そぉ……」
その後、少年は食べ終わり##NAME1##に礼を言い校内へと戻っていった
雲雀Side
僕は校内を見回りしていた
屋上にいき、何か音が聞こえた
サボりだと思って見てみると女子がいる
僕はサボりなら咬み殺そうかなと思った
けど理由も聞かずに、というのもなんだから聞いてみた
だけどもう授業は終わったらしい
僕は咬み殺す理由がなくなってつまらなくなった
そうこう思っていると少女は手にもっていたおにぎりをたべだした
僕はその子を見て思った
さっきはしっかり見てなかったけどよく見ると可愛い、と
僕は無意識に彼女のことをじっとみていたようで彼女に言われる
そしてどうおもったのかおにぎりを差し出す
僕はおにぎりを一つ貰い食べる
薄く塩の味がした
中にはなにもはいっていなくご飯と塩の味だけ
でも何故かそれがよかった
更新09.03.17